詳しいことは何も知らないし、それどころか簡単なことも知らない。それでも何か「自分のスポーツ」のようで、自分の、と言うか日本人の精神が流れているようで、少なからず親しみを感じる。
ところが、近年の柔道はカタカナ柔道の「JUDO」になってしまって、はなはだ面白くない。
1.無差別体重だったのが体重別に
2.技ありと一本だったのがポイント制との併用に
3.カラー柔道着の採用4.組み手争いに終始する汚さ、レスリングのような技の横行
5.「礼」「礼儀」の喪失
世界的スポーツになってしまうと勝利が一番になってしまうのもやむを得ないが、柔道の「こころ」を失ってしまっては悲しい。
「JUDO」をやるからには勝利にこだわり、「柔道」の伝統も守ってほしいと思う。試合に勝ちながら「柔道」をするというのは相当難しいとは思うが。
国際試合と国内試合をやり分ける、などという器用なことはできないのかな?
昨日のTVで、剣道では試合で「一本」を取って「やったー!」と思ってガッツポーズをしようものなら即「一本取り消し」の処分を言い渡される、などと言ってた。相手を思いやり尊重し敬意を払う、という意味かららしい。床に置いた竹刀をまたごうものなら、師範先生からお目玉を食らう。精神論第一のスポーツだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿