郵便局のATM、6ケタの番号を入力したら受取人は『○○○○』と出てきた。ある会社に振り込んだつもりだったが、個人名が出てきた。番号は間違っていないので、その会社名ではなかったのだが多分代表者名だと勝手に思って「振り込みOK」を押してしまった。
家に帰って、番号と名義人名をもう一度確認してみると、番号が最初の6ケタは間違っていなかったが6桁にプラスもう1桁あり7桁、名義人名も全く違っていた。さぁ、大変だ! 全く別人にお金を送金してしまった。
翌26日(金)朝、振り込み手続きをした郵便局に行ってきた。「返してもらえるんでしょうかねえ?」小さな郵便局で、そこの40歳くらいの局長らしき人に聞いた。
「ここの郵便局では1年に一度くらいはこんなミスをする人がいますか?」「いえ、私が過去に一度だけ経験したことがあるくらいですねぇ」、だって。そうだろう、そうだろう、こんなばかばかしいミスをするなんて。
郵便局から、相手の方に電話して「○○○○様に間違って振り込みしてしまった人がいます。返金してください」と連絡するか、電話連絡がつかなかったら郵便で依頼の文書を発送してくれるらしい。手数料630円。
もし返却を拒否されたらどうする? 警察に訴えるしか仕方がない、との事。 それでも拒否されたら、裁判? えらい大ごとだ。 59,000円を取り戻すためにどれだけの手間と費用を掛けなければならないのか。
さて、それから数日たっても郵便局からは、なしのつぶて。当然3、4日の内に結果なり途中経過なりの報告があるのかなと思っていた。途中5日目だったか、手続きをした郵便局に赴き様子を聞いてみたが、もう少し待ってほしいとの事。
来週27日の月曜日あたりには「返事が遅いんじゃない?」と郵便局に尋ねに行こうと思っていた矢先の今日昼、簡易書留が届いた。トラブルを作ってから丁度1か月だ。郵便の送り主は、株式会社ゆうちょ銀行小樽貯金事務センター、振替相続課・運行担当。急いで中を見るとA4の文書が一枚。
「送金の取り消し成立のお知らせ」と言う文言が目に飛び込んできた。 よかった!ヨカッタ!良かった! 大金だものネ。これからはよく気を付けよう、っと。
それと、余計なぬか喜びと手間をおかけした、間違い送金相手先のかた、申し訳ありませんでした。
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