2017年1月21日土曜日

ファティマの奇跡: 何でもありの宗教

1月20日(金)
ナザレ - ファティマ - バターリャ - アルコバサ - ナザレ(泊)

3都市を周ってナザレに戻ってきてナザレに2連泊。

この日のハイライトはファティマ、「聖母マリア出現の奇跡の聖地」。キリストとか聖母マリアとか仏様とかそのほかいろいろの神様仏様を信仰している方にとっては甚だ罰当たりかも知れないが、「八百万(やおよろず)の神」信仰?の僕には雲の上の話のキリスト様マリア様だ。

そもそも、人類の歴史上闘いはやまず、その原因は人種の違い、王様・殿様を含む独裁者、そして宗教であることが多い、と僕は思っている

ファティマの奇跡が起きた(話を作ってしまった、という方が僕の実感に近い)のが1917年5月13日。だから今年の5月13日は100年目にあたる。とんでとんでもないほどの数の信者がここに押し寄せてくると予想されており、その受け入れのための会場の整備作業が続けられている。


屋内の礼拝場は9,000人収容 

 
ファティマの人口は12,000人ほど、
この屋外会場は50万人収容。
宿泊施設はどうするんだろう。あちこちにテントや
キャンピングカーが氾濫するんだろうか。
 
だから、ファティマという土地にこんな話を作って、こんな途方もない施設を作って、果たして良いのだろうかと思ってしまう。

ディズニーランドを作るようなものだから、そこには戦いもなく人を惹きつける。土地の人やそこへ行くために要する種々機関・施設に富を落とすのだから、まっ!いいか!!

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