滞在時間たったの19時間のファーロだった。
定刻の8:10より10分遅れでバスはファーロを出た。セビリア到着予定は13:00、3時間50分のバス旅だ。ここで「8:10→13:00」でなぜ3時間50分になるのかというと、セビリア時間の13:00はファーロ時間の12:00だから。
セビリア行きのバスは、夏のバカンスシーズンは1日5便、その他は2便しかない。旅行閑散期なので定員50人余のバスには乗客は25人ほど。
予定より少し早く着いた。着く前から見覚えのある橋や建物が見え始め、少し懐かしくも感じた。
ここのホテルも前日にネットでとっておいた。朝食付きで38ユーロ(4,800円)のホスタル。バスターミナルから200m足らずの便利なところにあり、泊まるだけなら充分だ。ここはエレベーターもあった。
こんな朝食が付いていた。取り放題。 |
前回セビリアに来たのは2013年の秋、だから4年ぶりだ。ホームステイした家のある通り、通学路、学校などを懐かしく歩き回った。ただそれだけ。
2か所のインフォメーションに入り、セビリアからサラマンカへ行くルートとその途中に何かよいところ、観光するのに推薦できるものがないかと聞いた。
1つ目は「セビリア」市内専門、もう一つは「アンダルシア」専門、そんな理由でよそのことなんか知らない、と木で鼻を括ったような答え。セビリアからサラマンカ行くのにどんなルートがあるのか聞いても知らない。いったん電車かバスでマドリッドに行くしかない、ともいう。話にならない。
バスターミナルに行って聞くと、ALSAのバスでセビリアからサラマンカに行くバスが1日に4便あるという。サラマンカには26日に行けばよいので、途中どこかの街に1泊しようと思っていた。
時刻表と途中停留所のリストをもらい検討、人口4万人の小さな町プラセンシアPlasenciaに1泊することに決定した。
行動予定が決まったので、夜食にホテル近くのバルに入った。ビールとSolomillo de cerdo al whikyというのをタパで頼んだ。薄切りのジャガイモの上にフライパンで焼いた豚肉を乗せたもの。なかなかおいしい。大きなニンニクもついている。
固いビスケット、ピコ |
大きなオリーブ。一緒に写っているのはケーキのフォークではない。 |
全部で6.10ユーロ(770円)は安い。おまけにサービスがあった。レモンチェロ(と聞こえた)というのを試験管に入れたもの。ぐいっと一気飲みするという。アルコール度数は大したことはないそうだ。
この試験管に入って出てきた。薄い黄色の飲み物。 |
わーーー懐かしのセビージャ!!solomillo de whisky!!!
返信削除しかし、ポルトガルもスペインも窓口、本当に不親切ですよね。
自分の管轄外は一切知らんふり。っていうか、日本が違う?外国人なんだから、管轄外でも調べて教えてあげようって気持ちがないので
しょうかね。 だから、衰退するんだぞ!君らの国は!!って思っちゃいます。 寄り道の小さな町、楽しみですね!
寄り道でも最低2泊は必要ですね。1泊じゃ実質半日もありませんから。
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