2017年2月22日(水)記
今日は水曜日。僕にとっては、残すは、いよいよあと2日。
アメリカ人クラスメート5人はここサラマンカを2ヶ月の予定で来ていて、あと1ヶ月ある。「ヒロシだけはサヨナラなので悲しい。何か理由を作ってもう一ヵ月同じクラスで勉強しようよ!」と言ってくれる。
昨日、長文読解の宿題が出されていた。長文と言ってもA4用紙に半分、ざっと数えて350語くらいの文章。
知らない単語・熟語30余りを電子辞書で調べて、文章を理解するのに60分。用紙の下番分の問題3つを回答するのに20分。
今日朝、その答え合わせ。僕にしたらかなり難しい文章。先生も「易しくはないですよ」と言ってはいたが・・・・・ まずは段落一つずつを6人に割り振り、その内容の要約を言わせる。みんなうまく(かどうかは、僕にはよくわからないが、先生はオーケーBienと言っていたのでそうなのだろう)出来ている様子。
先生は、僕が(たいていの東洋系の人は、と言っていたが)聞くのと話すのが苦手なのを良く知っている。一番最後の僕の番になった。「心配しないでヒロシNo te preocupes, tranquiro, venga!、助けてあげるからTe ayudo」と言ってくれたが、それでもアップアップ。
アメリカ人学生のノートは皆こんな感じで 書き込みはほとんどなし。 |
これが僕の用紙。単語・熟語調べの赤字の 書き込みだらけ。 3問中 3問正解。 取りあえず全問正解だったが2者択一なので 当たってしまった、という感じ。 |
驚くことに、僕以外の学生たちの用紙のどこにも、単語を前もって調べていた、という形跡がない。
彼ら全員が全ての単語を知っているわけではない。というよりも僕の方が、ある一定の範囲では単語を良く知っている、と思うほど。ビックリするほど易しい単語をアメリカ人学生が知らない、という事がよくあるほどだ。
日本の大学では、少なくとも僕が行っていたころは先生の講義を聞くだけでほとんど発言などはした記憶がない。それに反して、(僕の想像では)欧米では活発に先生と学生とのやり取りがあるから、相手のいう事の内容を理解し噛み砕き、同意したり反論したりすることに慣れていたり長けているのだろう。
わーあと2日ですか?!
返信削除一か月て短いですが、堀内さんはたくさんの経験をして凄く
充実した日々だったから長くもありましたね。
今回は英語を含めると短期留学は6回目なんですが、いつもそうですよね、始まるときは「1か月もこれからどうしよう」と思うのですが終わるとなると「あっという間」。
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