2013年7月8日月曜日

肖像権・著作権・なんとか権


16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
 

むずかしい世の中になってきた。モン・サン・ミッシェルで、優香さんと浜口京子さんのテレビ番組撮影の場面に遭遇したことは前に書いた。

居合わせてカメラを向ける観光客に「撮影はやめてください」、とテレビクルーの一員らしい女性から注意があった。

有名人の事だし、テレビで公開予定の撮影現場で、その場所も公の路上だ。何が悪いのかわからない。これが印刷物にして出版するとかネット上に大きく公開する、という事ならわからないでもない。そんな事も有り得る、と言う想定で撮影中止をお願いされたんだろうか。

今日あさ大阪・弁天町で、僕が所属するバンドの演奏会があった。ORC(オーク)200と言うエリアの中にあるキッズスクールの要請だった。幼稚園生くらいの子供たちの前で子供向けの曲を10曲ほど演奏。

僕自体の演奏は、1ミリほどでも前進したのかな? “ミリ” という事だから1,000分の1。微々たるものだから大したことはないが、これも経験。楽しくトランペットを吹かせていただいた。

その帰り、ORC200エリアの中心にある広場に寄った。上を見上げてみるとピラミッド型のガラス屋根が広場全体を覆っている。ついこの間パリのルーブル美術館で見た「ルーブル・ピラミッド」(そんな言い方をするのかわからないけど)そっくり。

ルーブルのピラミッド
「面白い!話のネタにしよう」と思って携帯電話のカメラをピラミッドに向けて撮影アングルを考えていた。すると、いつ近づいたのかガードマンが僕の肩をトントンとたたき、「撮影は取材許可を取ってしてください」と言う。

ここは結構公共的なエリアで、話題にしてもらえたら宣伝にもなるし悪いことなないだろうに、と思った。

40年ほど前の事を思い出した。梅田の地下鉄の写真を撮ろうとカメラを持って出かけた。ホームへ降りていく大きな広い階段の所で駅全体の様子を撮ろうとファインダーを覗いていた。するとどこからかガードマンが来て、「撮影はしないでください」と言われた。「取材許可を取ってください」という事だったんだろう。

ルーブルとこっちのどちらが先かは知らない。調べてない。こんなのは何権と言うんだろうか。

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