2013年7月4日木曜日

フランスの「MENU」

英語だと「MENU」は メニュー だけどフランス語では ムニュ と読むらしい。

意味も少し違うのかな? 日本で言ったら「MENU」は 献立リスト と言ったところだと思うがフランスでは 定食 と言った感じだろうか。

1.サラダ または スープ オードブルなどから一つ選ぶ
2.メインの魚または肉料理を選ぶ
3.デザートも何種類かから選べることもある

これが一つのコースになっていて、日本で「メニュー頂戴!」と言った時に持ってくる表にはいろんな料理名や飲み物のリストと並んでMENUとしてこの定食が載っている。

日本で言う「メニュー」はフランスでは「Carte(カルトゥ)」(カード、トランプ、名刺、葉書などの意味のほかに献立表と言う意味がある)、と言うらしい。

以下は、店先のメニュー看板、いろいろ。
手書きのはとにかく読みにくい。たいていはフランス語だけ、という事もある。店に入って座ったら印刷したのを出してくれるから大丈夫!







 

フルコースのMENU では 1+2+3 全てがセットになっている。

  こちらの方は、当然安上がりMENUよりは高い料金(たとえば)32ユーロ などと
  書いてある。あちらの人はたくさん食べる。普通の日本人はフルコースのMENUは
  とても食べきれない量が出て来る。

安上がりMENU では 1+2 または 2+3 のコース のどちらかを選ぶ。

  料金表には「どちらかを選んでください。どちらを選んでも(たとえば)25ユーです」
  と言うようなことが書いてある。

  安上がりMENUは腹が減った日本人向けだ。二人で入ったら、一人は 「1+2」
  もう一人は 「2+3」 を頼むのがお勧め。

  「1」のスープ(またはサラダなど)を二人で食べる。
  「2」のメインはそれぞれが好きなのを頼む。一人は肉、他方は魚、などと。
  「3」のデザートは二人で仲良く半分ずつ食べる。

  これで十分。これ以上食べたら普通は食べ過ぎだ。もちろんパンは代金の中に
  入っていて 「無料で(?)」 付いてくる。

メインの料理だけ れでも量が多いと思う時はメイン料理だけを頼む。

  「メインだけ頼んで、サラダもデザートも注文しなくってもいいの?」。
  いいんです、全く問題なし。
  メインだけ注文した時もパンは無料で付いてきた。もちろん、いつも(昼も夜も )
  ビールを注文してたけど。

これだけの事がわかるまで、パリに来てから1週間はかかったなぁ。

メニューの言語だが、たいていのカフェ(ビストロやレストランもそうだと思うが)では英語のものがある。数は多くないが日本語のメニューがあるところもある。日本のように料理見本があるのは見たことがないが写真付きのメニューを用意している店もあった。
 
次回は、いよいよ「モン・サン・ミッシェルのミシュラン・レストラン」だ。

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