最後に読んだ本で、いま題名が思い出せるのはこのブログのタイトルに借用させていただいた「ハッピー・リタイアメント」(浅田次郎著、2009年11月25日第一刷発行)くらい。
ホント、「本」は読んでいない。
あとは、語学・園芸・旅行・トランペット・パソコンなどの雑誌ばかり。
少し前、テレビで、『本屋大賞』なるものがあって、それの第一位に「海賊とよばれた男」というのが選ばれた、と言ってた。長いこと「本」を読んでないなぁ、この本、面白そうやなぁ、とたまたま帰省していた息子と話をしていたら、後日息子が本を送ってきてくれた。それが10日ほど前。
上下2冊で合計750ページほどもあるので、1年に1、2冊しか読まない僕は「2ヵ月位かかりそうやな」と息子に礼を兼ねてメールしたら、「たかが単行本が2冊やし、そんなにかからんやろ。読んだら感想よろしく」と返事が返ってきた。
それでは、と読みにかかった。2か月かかるのも「悔しい」ので結構集中して読んだら、先ほど、今日朝、読み終えた。
ミステリー小説などと違い、次のストーリーの展開を早く読みたい、などと言うようなことはないが、勧善懲悪、侍の世界、日本人の心のふるさと、痛快、などと言う言葉が浮かぶ内容。
人殺しはないし、暴力もない。どろどろとした人間関係もない。淡々と、史実を並べるかのごとく、話が進んでいく。
ときどき、涙もろい僕が涙するエピソードも入っていた。
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