2012年9月12日水曜日

おもちゃ携帯電話の修理

夕方、ご近所の方のお孫さんのお気に入りの「おもちゃ電話」を預かった。新しい電池を入れたのに音が鳴らないという事で、修理の依頼だ。僕がおもちゃ病院のボタンティアをしているのをご存じだから。

トランペットの練習をしているのをちょっと中断して、さっそく診て見た。

電池を使うおもちゃのトラブルで、調べていく順番は、

1.電池が入っているか。

2.電池が切れていないか。

3.1.5Vの乾電池しか使用できないのに充電式の1.2Vの電池を使っていないか。

4.電池ボックスに錆がついていて接触不良になっていないか。

次からは、本体の分解に入っていく。
 
分解には相当手間取った。そもそも分解できないような構造に
なっているのが多い。
5.スイッチはOKか。

6.トランジスターなどが配置されているプリント基板まで電気が行っているか。

7.音が出ない場合はスピーカーまでの配線とスピーカーそのものがOKか調べる。

8.光が出ない場合はランプまでの配線とランプそのものがOKか調べる。

ここまでのチェックでほとんど解決できる。次からはちょっと難しい。

9.動くおもちゃの場合、動いたり折れ曲がったりする部分の配線がそこで切れていないか。

電話が二つ折りになる部分で、ランプにつながっている線が
切れていた。このように完全に切れていたらわかりやすいが
中の銅線だけが切れているときも結構ある。

半田付け
 
10.ボタンを押して音が鳴ったり光ったりするタイプのものは、ボタンの接点が汚れていたり錆びていないかチェックする。

「S1」の下の部分、汚れていて接触不良を起こしている。
11.プリント基板自体が汚れやさびが付いていないか。付いているときはその部分で断線している可能性がある。

画面中央部のプリント配線が断線しているのを発見。

ブルーの線で修理

12.基板上の各種電子部品、抵抗、コイル、コンデンサー、ダイオード、トランジスター、IC、などが溶けたり焼けたりしていないか。

13.プリント配線のどこかで目に見えない断線がないか。

14.各種電子部品とプリント基板との半田付けが正常か。
 
ここまで見てわからないと、これ以上は僕の能力を超えている。回路の一つ一つを分析する能力は持っていないし、IC,LSIの中身になるとなおさらだ。

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