トランペットの練習をしているのをちょっと中断して、さっそく診て見た。
電池を使うおもちゃのトラブルで、調べていく順番は、
1.電池が入っているか。
2.電池が切れていないか。
3.1.5Vの乾電池しか使用できないのに充電式の1.2Vの電池を使っていないか。
4.電池ボックスに錆がついていて接触不良になっていないか。
次からは、本体の分解に入っていく。
分解には相当手間取った。そもそも分解できないような構造に なっているのが多い。 |
6.トランジスターなどが配置されているプリント基板まで電気が行っているか。
7.音が出ない場合はスピーカーまでの配線とスピーカーそのものがOKか調べる。
8.光が出ない場合はランプまでの配線とランプそのものがOKか調べる。
ここまでのチェックでほとんど解決できる。次からはちょっと難しい。
9.動くおもちゃの場合、動いたり折れ曲がったりする部分の配線がそこで切れていないか。
10.ボタンを押して音が鳴ったり光ったりするタイプのものは、ボタンの接点が汚れていたり錆びていないかチェックする。電話が二つ折りになる部分で、ランプにつながっている線が 切れていた。このように完全に切れていたらわかりやすいが 中の銅線だけが切れているときも結構ある。 |
半田付け |
「S1」の下の部分、汚れていて接触不良を起こしている。 |
画面中央部のプリント配線が断線しているのを発見。 |
ブルーの線で修理 |
12.基板上の各種電子部品、抵抗、コイル、コンデンサー、ダイオード、トランジスター、IC、などが溶けたり焼けたりしていないか。
13.プリント配線のどこかで目に見えない断線がないか。
14.各種電子部品とプリント基板との半田付けが正常か。
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