2012年11月5日月曜日

狭い庭の片隅で大きくなった自然薯(ジネンジョ)を掘る (1)


何年か前から、庭の片隅で1本だけ自然薯のツルが伸びているのに気が付いていた。落ちたムカゴが大きくなったものだ。ふつうは芽が出てきたら、雑草のように全て抜き取ってしまうのだが、なぜかその1本だけ残していた。冬には枯れてしまいツルも葉も落ちてしまい、翌年春にはまた同じところから芽が出てきて、毎年毎年太く大きくなってくる。

今年にはツルの直径も5mmほどにも成長した。どれほど大きくなったんだろうか、掘って見たくなった。周りの樹の根に若干の影響があるかもしれないが掘ってみよう! 1日5~10cmずつ掘っていったら10日くらいでOKかな?

初日と2日目は、手で持つ小さなステンレス製のスコップで掘った。剪定ハサミでほかの樹の根を切りながら30cm位掘り進んだところで終了。

ツルを下にたどっていくと3本に分かれていた。
1本は昨年のイモで、今年の種となったもの。
あとの2本は、今年育ったもので収穫しようとしているイモだ。
 3日目は小さなスコップでは手に負えないと感じ、大きなスコップを持ち出して作業した。今年大きくなった2本のイモの内、片方が折れてしまった。残念!! まだ、40cm掘ったところだ。

収穫しようとしている2本のうち左の1本が折れてしまった。
ちょっと白く見えるのがその折れたイモの断面。
 庭の地面に直に自然薯が大きくなっても掘れない、と思って自然薯は何年も前からプランターで作っている。「プランター」という形・大きさの制約があるので、大きくならなかったり団子のようになったりする。さらに、山で育った “自然の” 自然薯と違い、粘りが少なくさらっとしている。もちろん、八百屋さんなどで売っているヤマイモのようなサラサラの感じではなく、十分にネバネバだが。

狭い庭の事だから、なにやかやと樹がいっぱい植わっている。その自然薯から半径50cm以内の地面には、ブドウの巨砲、萩、ツルバラ、ヒイラギ、そして1mのところにはハクモクレンがある。

山で “自然に” 出来る自然薯を掘るときには半径50cm以上の穴を掘っていって収穫する。20年くらい前に名人に連れられて掘った経験があるが、スコップを使って1本を掘るのにたっぷり1時間以上かかる。人が穴の中に入って固い土を掘っていくのだからそれくらいかかるのは当然だ。7年とか8年とか、あるいはもっとかかってやっと長さが1mもある大物に成長するらしい。

本当の自然薯はこれだけ手間がかかるので、一般のマーケットには出てこない。掘っている途中にポキッと折れると値打ちはなくなる。大物は料亭などに行ってしまうという事で、1本1万円とか2万円とか3万円と聞いた。

さて、我が家のこの自然薯はどこまで大きくなっているんだろう。

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