8月30日(土) 最後のスペインの週末
島の右側は白波、左側は波が穏やかな白砂のビーチになっている。 |
白く泡立つ波が美しい |
昨日、学友のロシア人が「国立公園のシエスCíes島に行くけど、どう?」と声を掛けてくれた。聞くとツアーの予約が「出来そうだ」という。
と言うのも、ステイ先のセニョーラがここに引っ越し早々「シエス島に行った?まだだったらエージェントに話したげるよ」と言って、行くのを強く勧めてくれた島だ。ところが予約が一杯でダメ、というエ
ージェントの返事。
このシエス島、過去に「世界一美しいビーチを持つ島」に選ばれたことがあるという。そのシエス島だから、最後の週末の一日をぶらぶらするのももったいないので、昨日午後セニョーラにもう一度エージェントに電話してもらった。OKの返事。
着いた時刻にはこんなだったが、帰るときはひとがいっぱい。 |
今日朝9時にバスのツアー客集合場所に行ったら、ロシア人はもう来ていた。そしてあと2人の学友もすぐに来た。なんてことはない、今週語学学校に在籍した4人すべてが集まったわけだ。
一日の入島制限数があり、2,200人。夏前後の一定期間だけ本土と島を結ぶ連絡船が運航していて、そのほかの期間も入島できるが足がないので、プライベートのボートを持っている人だけが入れる、という事になる。もっとも、綺麗なビーチという事だから、浜辺に寝そべったり泳いだりするのが目的だろうから夏に集中するのは自然だ。
ツアーの観光バスには僕達4人と他の観光客5人と公認ガイド。8月最後の土曜日だから少ないのだろう。サンティアゴ・デ・コンポステーラを出てほぼ真南に丁度1時間、ボートが出るビーゴVigoに着いた。船着き場に隣接して、綺麗な白砂のビーチが1kmほどの長さで広がっている。沢山の観光客が寝そべったり泳いだりしている。
どんなツアーかもほとんどわからず来たものだから、持ち物は簡単なスナックだけ。学友たちに聞くと3人とも水着を持って来ていて泳ぐつもり。僕は持って来ていない。
ガイドに連れられて簡単な島歩きをした後は午後1時から再集合時刻の5時15分まで自由時間。
昼食を食べる場所を探しに5分ほど歩いて別のビーチに。そこでロシア人学友が言った。「ここはヌーディストビーチだから、ヒロシも大丈夫。水着が無くても心配ない」と言う。
写真の右下に「Playa nudista」とある |
取敢えずビーチから少し上がったところの木陰で4人で昼食。僕以外は、サンドイッチやボカディージョやフルーツやジュースを用意して来ている。レストランで食べるつもりでいた僕は簡単なスナックしか持って来ていない。少しずつ皆からもらったりして、簡単に済ました。
隣接するさらに狭いビーチに行った。こちらの方がさらに水がきれいそうだったから。結構狭いビーチに20人ほどもいただろうか。その内全裸は僕も含め4、5人。女性もいる。サッと脱ぐと気持ちが良い。僕以外の学友は誰も脱がなかった。20分ほど海に入ったり上がったりを繰り返した。一旦慣れると水はそんなに冷たくもなく、快適。濡れたままの体に下着とTシャツを着て、しばらく乾かして、帰りの集合場所のボート乗り場に向かった。
良く見ると、ここはすべてのビーチがヌーディストビーチになっているようだ。船着き場から見ても、非常に少ないがブラを外してる女性が近くに何人か見える。別のビーチでは何もつけていない男女も結構な人数がいて、普通にビーチを歩いたり寝そべったりしていた。一番のメインの、船着き場に隣接するこちらのビーチはそんなにはいない。全体としてヌードの人は圧倒的に少なくて、何十人に一人と言う感じかも知れない。
貴重な体験をして島を出た。
...
谷口です。
返信削除日本ではなかなか出来ない、本当に貴重な体験ですね!
周りがしていたら『まっ、いっか』と僕もしちゃうかも。
大きな露天風呂感覚?!
学友の方達も全裸で楽しめばよかったのに・・・。
残念な事をされましたね。
しかし、入島制限があるとは。
自然のままで、楽しそうです!
ほとんどの人は脱いでいません。観光客の中でも僕のように「ヌードになっても良いビーチだ」という事を知らずに来た人も沢山いると思います。そんな人には全裸になる、というのは結構ハードルが高いのではないでしょうか。
削除堂々と人前をビーチ沿いにゆっくり散歩している全裸のカップルもいました。