2023年10月31日火曜日

1日5食と挨拶

10月31日 火曜日

「スぺイン人は1日に5回食事をする」と、僕がホームステイしていた家の主人が言っていた。5回のそれぞれに名前がついている。一覧表を作ったので載せておく。




Desayuno: 朝食。トースト・パン、コーヒー、ハム、チーズ、ヨーグルト、フルーツなど。家庭により違いはある。

Almuerzo: 昼前のおやつ。僕は「Almuerzo」というのはずっと「昼食」と思っていたのだが間違っていたようだ。実際、下のような看板をバレンシアのとあるバルで見つけた。

右の看板には「Almuerzoは12時まで」と
書いてある。「昼食」ではない事の証拠。

Comida: スペイン人にとっては一番大切な食事。Comida principal という言い方を何度も聞いたが、「最も重要な食事」という意味だ。「Comida」には「食べ物」という意味もあるが、朝食・昼食・夕食などのことを言うときには、英語の「Dinner」の意味になる。ゆっくり時間をかけて、話を楽しみながら、たっぷりの量を食べる。午後2時半から3時くらいに始めて、食事には最低でも1時間はかかる。仕事に影響がなければアルコールも加わる。

Merienda: 夕方から夜食までの間に摂るおやつ。

Cena: 夜食。日本の「夕食」のイメージではない。どちらかというと「寝る前の軽い夜食」という感じ。だから食べる時間も夜の9時くらいから。


そして、このComidaをとる時間が挨拶の言葉に影響してくる。

Buenos días: Comidaを摂る前の挨拶。おはよう。

Buenas tardes: Comidaを済ませた後はこちら。こんにちは。Comidaが未だか済ませたかは、díasと言ったかtardesと言ったかの違いで判断できる。

Buenas noches: こんばんは。おやすみなさい。

人や地方や状況により異なることもあるので、その場に応じて使い分けることが必要です。



2023年10月30日月曜日

スペインのビール 高級ハム 消費税

10月30日 月曜日

まずは、ビールとハムの写真をご覧ください。

ハムは食べてしまった後のラベルだけ。

これがその時のレシート。

ビールはサン・ミゲル San Miguel 330ml缶。スペインのスーパー、バル、レストラン、ホテルなど僕が見た限りでは税はすべて価格に含まれている内税式。日本のように、見た目を少しでも安くなるようにと「価格プラス10%」などという「汚いやり方」はやっていない。スペインでもご一部では「汚い方式」もあると言う事らしいが僕は見たことがない。

ホント、日本の外税には腹が立つ。交通機関の運賃、百貨店、ごく一部の良心的なスーパーなどではスペイン方式の税込み価格表示だが、残念なことに入り混じっているのが日本の現状。僕は買い物をするときは、できるだけ税込み表示を一番大きく書いている店を選ぶようにしているが、そんな店がだんだん少なくなってきているのが悲しい。一番悪いのは、こんな方式を許している政治家だと思うが。

で、上のレシートを見るとサン・ミゲルのビールは21%の税込みで0.69€(110円)、ハムは10%の税込みで12€(2,120円)。

ビールは目玉売り出しの時など税込み0.35€(56円)なんてのも見たことがあるので安い。バルの生ビールは250ml足らずしか入ってないが1.5€(240円)位。

ハムは食べてしまった後のパッケージのラベルだけだが、ジャムの中でも最高級の Bellota Iberico。 2年熟成というもので、100g(12~14枚入り)のを買った。帰国してから日本のネットを見ると日本では5,000円くらいはするらしい。この100gを2缶のビールのあてに食べてしまった。贅沢の極みだ。


こんな風に好きなだけの量をスライスして売ってくれるところもある。


2023年10月23日月曜日

Denia留学費用 いくらかかった?

10月22日 日曜日

スペインから帰国後と週間が過ぎた。昼間に眠気がしたりするがあまり体の不調はなく、順調に時差ぼけは解消していると思う。

日曜日の午前はバンド練習の日。朝8時過ぎ家を出ると寒い。手袋があっても良いかと思うくらいだった。気温は10℃くらい。Deniaの気温と比べると10℃くらいは低い。風邪ひきには気を付けよう。

会場の枚方市牧野の生涯学習センターホールに着いて、4,50分の口慣らしの後、15分の休憩を挟んで1時間40分の間に連続21曲を合奏練習。口周りの筋力低下防止と指使いの忘れ防止に、旅行先には軽量のプラスチックトランペットを持って行っていたのだが、ピストンの不調でほとんど練習ができず、ほぼ2か月ぶりの合奏だった。

さすがに最後の方ではバテてしまったが、不思議なことに指使いはあまり忘れておらず何とかなった。

さて、旅行中の費用集計がまとまった。過去9回の留学では円の為替レートの平均は約130円だったが今回は160円。実に23%のアップ。それに加えコロナ・ウクライナの影響で物価が上昇。かなりのインフレ決算になってしまった。



2023年10月21日土曜日

街中の公衆トイレ

10月21日 土曜日

スペインのバレンバレンシアのアの話。Deniaでの4週間の勉強を終えた後、バレンシアに3日間立ち寄ったが、街中を少し散歩した時の話。

日本でも、街中を散歩していてトイレに行きたいときはある。その昔は大きなスーパーやパチンコ屋を探してトイレを借りたが、今はありがたいことにコンビニやガソリンスタンドでトイレを貸して頂ける。ガソリンスタンドはともかく、コンビニではさすがにトイレを借りるだけでは申し訳ないので100円、200円の買い物でもする。

バレンシアを散歩中もトイレを探したことがあった。バルに入りコーヒー1杯、ピール1杯などを注文してトイレを借りることもある。スペインではコーヒーでもビールでも、コロナ以降少々高くなったが1.50~2€(240~320円)位、知れている。


道路わきのスペースにポツンと一つ、トイレらしいものがあったので近寄ってみた。「公衆トイレ」の表示がないし、有料トイレならコインを入れる場所があるのにそれもない。鍵らしいのがあるだけ。しばらく離れたところから見ていると、男性が一人、鍵でドアを開けて中に入った。日本の公園によくある荷物室かなとも思ったが、そうではないらしい。

調べてみると、バレンシアの公共交通機関(バス?)の従業員組合が市の当局と交渉して運転手専用のトイレを街中の道路わきに設置させたと言う事らしい。TOI TOI という名前で、これも一つのアイデア。

広い公園がたくさんあって、ベンチがたくさんあってもトイレがないことがほとんど。公衆トイレまで手が回らないんだろうな。

2023年10月19日木曜日

犬のフン対策

10月19日 木曜日

スペインのDeniaの街を歩いてふと気が付いたことがある。ところどころ今まで見たことがないような、高さ1mほどの緑の柱が立っている。

この写真の左三つは普通の分別ごみ箱。右の柱が今回の問題の柱。小さい緑色のものが柱から少し出ている。

聞いたら、犬の糞を処理するためのポリ袋だ。Denia市は犬のフン害に困り果て、対策としてこのようなものを犬の散歩道に設置したという。それでもまだ道路上には結構フンが落ちていて、よく下を見て歩かないといけない。

2023年10月18日水曜日

帰国から早や5日目

10月18日 水曜日

スペイン行きでは毎日ブログを書いていたが、書き忘れたことがいくらかあるので思い出しながら少しずつ書いていきたい。

お知らせ: 10月7日と10月8日のブロブに、書き足し・写真・動画の追加しました。 


そもそもどこの学校に行けばよいのか

今回は Denia と言うバレンシア地方の小さな町にした。僕はあまり賑やかな、うるさい、大きな街は好きではない。いろいろ遊びたいという若い人は大都会を目指す人もいるだろうが、大都市は犯罪の危険が大きいし校費も生活費も少し高めだ。

Deniaで生活し、帰りにバレンシア、ジローナ、バルセロナと回ったがここで大きな問題点を発見。バレンシアはあまり有名ではないがバレンシア語と言うのがある。バルセロナではカタルーニャ語というのがある。どちらもその土地では重要な言葉で、小中学校では全員が勉強しなければならない言葉になっているのではないか。

3か国語表記の看板

バスや電車に乗っても街の中の標識、看板、説明などほとんどすべてが複数の言葉で書かれているが、バレンシア語やカタルーニャ語が優先的に一番上に書かれていることが多い。スペイン語の中級者の僕でも戸惑うことが多い。街中にあふれる単語を見てスペイン語の単語を覚えたい僕にはスペイン語(カスティジャーノ語)以外は僕を混乱に陥れる以外の何物でもない。

スペイン語初級者はスペイン語以外の言葉がメインまたは比較的よくつかわれている街は行くべきではないと考えるようになった。

2023年10月14日土曜日

38日間のスペイン旅行が無事終了して帰宅

10月14日 土曜日  

((( 1月13日分書き掛け--ー写真・動画作成中 )))

前日13日の 22:55 羽田に着いた。

東京・羽田ターミナル1→大阪・伊丹の便 06:30 まで7時間半もある。羽田に到着したのはターミナル3。ターミナル1に移動しなければならない。すぐに無料バスに乗って移動。着いたら警備員がいて「ターミナル1はこの中の宿泊者しか入ることはできません。翌日早朝の便に乗る人はターミナル3に戻って下さい」といって追い返された。

仕方なく次のバスに乗ってまたターミナル3に戻った。羽田にもパスが使えるVIPルームがターミナル3にある。しかし使えるのは「国外に向けて飛び立つ飛行機の搭乗券を持っている人」という条件があり、今の僕のように外国から羽田に入ってきた来た人は使えない。

ターミナル3のどこかのベンチを探してベンチで一夜を明かすしかない。おなかも減ったので深夜の1時ごろでも営業している店で牛丼を食べて、そのあとベンチ探し。横になってひと眠りを試みるがなかなか眠れない。



03:30 には「おはようございます。香港行きの○○便が受け付け開始しました・・・・・」などと言うアナウンスがターミナル内に鳴り響きひと眠りどころではない。起こされてしまった。

14日 04:55 ターミナル3からターミナル1へ

僕の乗る羽田発伊丹行きJAL便の出発時刻は 06:30 。予定より少し遅れて出発したため伊丹着は定刻の5分遅れ、07:40 だった。「到着が遅れて誠に申し訳ありません」とアナウンスがあった。日本らしい。スペインのバスや鉄道など20分遅れても30分遅れてもお詫びの言葉は何もない。遅れるのは当たり前の世界から異次元の世界に帰ってきた。

2023年10月13日金曜日

ドーハで乗り継ぎ時間7時間15分

1013日 金曜日


夜中の 00:40 パスのVIPルーム入室。

13日 07:15 に東京・羽田空港行きフライトが出る。それまで7時間15分待ち。ドーハ空港にもがある。探すよりも聞くほうが早いと空港の案内係員らしき人にパスを見せて「どこ?」と聞くと親切にも2、300mほどの距離を連れて行ってくれた。 20人くらいの人が入室のチェックを待っていた。係員には利用時間はMax,4時間なので 05:00 までの利用としますと言われて無事入室、搭乗券の片隅に退室時刻のメモ書きを小さくされた。


食べ物・飲み物の種類や部屋の大きさではバルセロナに劣るものの、休憩するには十分。




もっとも夜中の休憩とはいえさすがに横になるほどの大きい椅子はない。南米出身の男性グループのうるさい会話に邪魔されながらもウトウトとしていたら 04:50



シャワールームがあるので急いで汗を流し、小さなサンドイッチとミルクコーヒーを飲んだら 05:20。さっぱりして元気が出た。退室するときの時刻チェックはなく、ほっ。

定刻の07:15 羽田空港向けに出発。

VIPラウンジはCターミナルの端のほうにあり僕の搭乗口のB5まで歩いて15分くらいかかった。椅子に座って少しするともう搭乗ゲート前集合時刻の 06:15。ふつう、ゲートチェックが終わるとすぐに搭乗するのだがドーハはゲート後に待合室があり、またここで30分ほど待ってから搭乗。

日本時間 22:55 に羽田着。

東京・羽田までの飛行時間は10時間15分の予定が少し早めの時刻に到着した。

2023年10月12日木曜日

スペインを離れる日

1012日 木曜日

バルセロナ空港 1216:25

伊丹空港    1407:35 着 所要時間 32時間10

の長旅が始まる。

 

11時にホテルを出た。




空港へは出発の2時間前で良いのだが、楽天プレミアムカードで発行してもらえるプライオリティパスがバルセロナ空港で使えるので早めに行って使ってみようという目的もあって相当早めの出発であった。

 

空港まではカタルーニャ広場から出る空港バスが便利で安いとの情報を得ていたので、ホテルのレセプションで聞くとランブラス通りを行くとホテルから10分で広場に着くとのことだった。




カタルーニャ広場もランブラス通りも何年か前にも来たし、サグラダファミリアも入ったこともあるので今回はパス。

 

重い荷物を持っての広場行きだったので、20分はかかった。広場にいる警官にバス乗り場を聞いて問題なく到着。問題はここからだった。ホテルの情報ではバスは5分おきに来ると言う事だったが15分待っても来ない。バス停に集まってくる旅行客もなぜかタクシーに乗ったり、ここから離れていく。

 

もう少し待ってもバスが来ないのでもう一度時刻表を確かめに行くとその右横に小さな張り紙がしてあって、こう書いてある。「本日12日は国民の祝日でこの広場で祭りがあるので空港行きのバスは別の広場から出ます。その広場にはメトロを利用して行って下さい」(張り紙の写真を撮るのを忘れた)

 

そんな重要な事、大きな張り紙をしてよ!!

 

僕のように困っていて、タクシーで空港まで行こうとしている中年男性がいたので僕から声をかけた。「タクシーで空港まで行くのなら僕と相乗りで行きませんか? タクシー代は折半でどうですか?」。男性は気軽にOKしてくれた。男性はスペイン人で一人旅でバルセロナに来ていたという。空港に着いたらタクシーメーターは30.70€を指していた。僕の財布には20ユーロ紙幣しか入っていなかったので、彼に20€を渡した。彼は50/50だからといくらかのおつりを僕に渡そうとしたが、それは断って20€をもらってもらった。僕は、気持ちよく彼と簡単なスペイン語会話を楽しみながら空港に着いたので満足。

13:25 チェックイン開始。少し前から並んでいたのですぐにチェックイン完了。荷物の保安検査とパスポートコントロールもスムーズ。プライオリティパスのVIPルーム入室はパスの番号が読み取れず少し時間がかかったが、係の女性が優しくみんな手続きをしてくれて無事パス。このVIPルームパスの存在を教えてくれた友人によると、年会費は必要だが充分ペイしてると。なるほど、入ってみて驚いた。ちょっとしたホテルの朝食ビュッフェ並みの品ぞろえだ。酒類もビール、発砲・白・赤ワイン、たぶんウイスキーやブランデージンやロンやウオッカもあったと思うが、キョロキョロと見て回るのも恥ずかしいのでそこまでは確認していない。






この動画ももう少しゆっくりカメラを動かせばよかったのだが、ついつい早く動かしてしまって、見にくい。


6:45 ごろ出発。230分遅れて出発だ。飛行機の搭乗締め切りは 16:25、ゲート集合は1時間前の15.25。飛行機は順調にいったん出発体制に入ったのだが、ここで問題が発生したらしい。機内アナウンスがあったが正確にはわからない。この飛行機で到着した人の荷物が一つ置き忘れていたかもしれない、と言うようなことだったと思うが、座席の上の荷物入れを全て開けて一つ一つすべて乗客にチェック。結局見つからなかったようだ。

 

23:55 (スペイン時刻 22:55) ドーハ空港に着。

2023年10月11日水曜日

ジローナからバルセロナへ移動

10月11日 水曜日

ゆっくり起床。今日は移動の日。

朝はゆっくり起きて荷作り。20㎏のスーツケースと6㎏のリュックを背負い、バス停まで500m歩く。バスには時刻表があるが10分ほど遅れて到着。



乗るとほとんどが自動車を運転できないか持てない高齢者層。

ふと目の前を見るとコロナ時代の名残か消毒液スプレーが備えてある。使った人を見たことはない。マスクもここ1ヵ月の滞在中に街中で見たのも3人ほど。


駅について切符を買った。12:19 発のバルセロナ行きが出るところで、数分の差で乗れない。次は13:39 発なのでたっぷり時間がある。バルセロナ着予定は15:10。ホテルのチックイン時刻は15:00 からなのでちょうど良い。

構内のカフェに入って時間つぶし。スターバックスのカフェラッテを買って 3.30€(528円 高い!)デスクでデスクでデスクでこのブログ書き。すぐ斜め前には警官が4人、朝ごはんか。安全この上ない。もっとも、バルセロナやマドリッドと違ってここは田舎町だから、ひったくりや置き引きはそれほどないだろう。とは言っても注意するに越したことはない。



先ほども構内の長ベンチに座っていたら、右横には何人ものスペースがあるのに僕のすぐ左横にくっついて座る若い女の子。怪しい!! 僕はすぐに移動した。

時刻に来た列車は3両編成。乗客が多くぎゅうぎゅう詰め。


定刻の5分遅れの 13:44 に発車。座れないのでスーツケースに座った。残念ながら、と言うか僕が若く見えるのか席を譲ってくれる若い人はいなかった。暇なので色んな表示を読んだりして単語覚え。
X印はしてはいけませんよ、と言う意。
右から二つ目の意味が分からない。

色んな表示が2か国語、多いときは4か国語
でされている。左の縦長の黄色の部分は
3か国語、右の緑のボタンの上は2か国語。
スペイン語は一番上にあったり下にあったりで
色々。ないこともある。
スペイン語学習者には非常に困る。

バルセロナ駅に電車が着いたのは定刻から30分遅れの15:40。スーツケースの椅子はちょっとしんどかった。駅のベンチに座って今日の朝食に付いていたバナナを食べた。

ここから地下鉄に乗る。券販機で切符を買うのが難しいのでイヤだな、と思いながら券販機に近づくとなんと「切符購入者助け隊」(と、僕がいま命名)が常駐しているブースがあり、担当者が向こうから近づいてきて「どこに行きますか?」と声をかけてくれるではないか!
一寸見えにくいが左の赤い部分に券販機が3台。
右の白と赤の楕円で囲まれたブースが「助け隊」ブース。
日本にも是非こんなのがあればいいな!

無事、と言うか助け隊隊員が全部やってくれて切符が購入できた。2.40€(384円)はちょっと高いなあ。それに2€硬貨をを2枚入れるとこんなおつりがジャラジャラと返ってきた。
券販機でこんな釣銭の出し方は普通はないと思うんだけど。

それともスペインの券売機はAIが入っていて、銀行での硬貨交換手数料ができるだけ少なくなるように釣銭を出すようにしているのだろうか。

地下鉄とバス共通の均一料金のようで「Renfe(鉄道)のように行き先を入れる操作は必要ないですよ」との説明もあった。切符を見ると空港行きだけは均一料金でないようなことが書いてある。カタルーニャ語(多分)なので正確にはわからない。スペイン語の表示はない。

   (この間を一寸省略)

メトロを降りてからちょっと遠回りをしてしまった。午後 4:50 にやっとバルセロナのホテルに到着。通りから入ると
すぐにレセプション。僕の顔を見るなり、60歳位のおばさんがちょっと険しい顔をして「ホテルは満員ですよ」と言う。

「予約済みですよ」とパスポートを出すと予約リストの中か
ら僕の名前を見つけて、やっと表情が緩んだ。部屋のキーとテレビとエヤコンのリモコンを渡してくれて、エレベーターまで案内してくれた。

こんな小さなエレベーターは見たことがない。スーツケースと人が1人入れるだけのスペースしかない。

測ってみると入り口の幅が52㎝しかない。これでは手押し車は無理?最新のコンパクトタイプならOKかも。中のスペースも62x72㎝しかない。場合によっては人も1人しか乗れない時もあるかもしれない。

部屋も小さい。バレンシアと同じくらい。バレンシアは本が2,3冊置ける大きさのテーブルがあったがここにはそれもない。
部屋の中にある洗面台


明るいライトが付いているところが洗面台コーナー

部屋を出てすぐ前が共用のバストイレ。
この階の6ルームが共用する。シャワー
ルームの排水溝が詰まっっていて流れ
にくい。

夕ご飯はバルやレストランで食べるのは面倒なのですぐ目の前にあったカルフールでサンドイッチと野菜サラダを買って、ホテルの部屋で食べることにする。


おやすみなさい。

2023年10月10日火曜日

ジローナからちょっと遠出してダリ美術館へ

10月10日 火曜日

Girona これをなんと発音するのか。普通に「スペイン語」なら、「ヒロナ」または「ロ」にアクセントが置かれるので「ヒローナ」だろうか。でもこの街はカタルーニャ語圏。だから「ジロナ」または「ジローナ」と言っているように聞こえるので今は「ジローナ」とする。

ジローナの観光マップを見ると一番上に城壁、ニ番目にカテドラルが書いてある。どちらもほかの都市でたくさん見てきて、「歴史音痴」「宗教音痴」の僕にはもうひとつだ。そこで、朝からここから電車で30分ほどのFigueresフィゲレスと言う町に出かけた。

ホテルの周りにはバルなどないので朝食はホテルで摂ることにする。ビュッフェで11€(1,760円)。恥ずかしいことを一つやらかしてしまった。パンを温めるためのトンネルのようなのがあって、そこにパンを置くと反対側から熱くなったパンが出てくるが、これにクロワッサンを入れた。動く歩道のようなのがゆっくり動いて温めるのだが、クロワッサンが真っ黒になって中で燃え出した。包丁の長いのを見つけて炎を出して燃えているのを何とか取り出した。騒動に気が付いたん係員が、「ほらここに張り紙がしてあるでしょ? クロワッサンは禁止」と。日本でもそうだったかしら?

朝食をすまして、バスで電車の駅へ。





切符を買ってフィゲレスに着いたのが10時過ぎ。街中を散歩しながら美術館のほうに向かう。



これがダリ。見たことある顔ですね。


途中の朝市場。



アーモンドを売っていたのでパチリ。
左端の帰路の張り紙の値を見てください。
5リットルのオリーブ油が39.50€(6,320円)
高いですね。スーパーでも良いのは
これくらいします。


この街はダリ美術館で有名(と言うのはデニアのファミリーから聞いて知っていた)。ダリが特別好きだというわけでもないが、カテドラルや教会より良い。ピカソほど有名ではないが、僕でも名前だけは知ってるので相当有名。それしか知らない。





切符を買ってからその切符の指定
時間までどこかで待機。僕の場合
1時間の待機だった。


作品の開設をご希望の方はネットで調べれば
いくらでも出てくるのではないかと思います。


日本の江戸時代の絵や浮世絵に感化された
作品が集中的に展示されていた。

再びジローナに帰ってきて、城壁とカテドラルの見学。
ふーん、としか言いようがない。