10月6日 金曜日
通学する最後の日、朝食の横にリングケーキがあった。チョコレートをたっぷり塗ってある。カットするとスポンジの部分は黄色。「この黄色は何でしょう?」とセニョーラが聞く。「野菜ですよ」とヒントをくれた。黄色い野菜でケーキに使うとなると、「カボチャ」と答えると No。「まさか、ジャガイモ?」でも No。「もうこれしかないでしょ? まさかのニンジン?」で 正解!!
Tarta de Zanahoria 人参ケーキ?? |
ニンジンの甘みが出ていて、それにナッツが加わる、セニョーラ手製の自慢の逸品。各種Fiesta(お祭りや誕生会や飲み会など)大評判とのこと。見た目も豪華だ。いろんなレシピを参考に「人参入り」を自分で考案したとのこと。「すごいね」と持ち上げると「手持ちのレパートリーはこれを含めて3つしかないけどね」と笑っていた。
子供用のミニタルトも作っていた。
こんなのがあるから朝食のテーブルは見た目豪華。
欠席することなく4週間の予定通りの授業が終わった。正直言って最後の2日間はほとんどなにをやっているのかわからないほどの限界だった。
午前のクラスはロシア人6人、スイス人1人、と僕の計8人が受講。ロシア人の1人とスイス人と僕の3人が今日が最終日。最終日を迎えたロシア人がなんとCava(発泡酒で、シャンパンのスペイン版)とチョコレートの差し入れをしてくれて、授業中に乾杯。
午後の授業も滞りなく終了。先生と記念写真。
学校の事務所の前を通ってドアを出たら、もうその瞬間から学校にお別れをすることになる。事務所の方にもたくさんのお礼を言わなければならなかった。前を通るまでにお礼の言葉を前もって考えておかなければならなかったのに、何も考えずにその前まで来てしまって、言葉が出てこない。そこが、僕のスペイン語の実力がその程度だと実感する瞬間だ。英語でも ”Thank you” とだけ言うのと若干の美辞麗句を付け加えるのとの差は大きい。
帰ったらすぐに昼食。
Huevos Rotos |
Huevos Rotos 「壊れた卵」が直訳だがスペイン各地でいろんなバリエーションでつくられている。ここで作ってくれたのは、ジャガイモを5mmくらいにスライスして鉄板で炒め、ハムを加えて混ぜる。その上に半熟目玉焼きを載せてテーブルに。食べる人が「ぐちゃぐちゃに(あまり良い表現ではないが)まぜっかえして」食べる。
そしてファミリーでの最後の夕食。こんなにご馳走してもらっていいのかしらと思うくらいのものが並んだ。
白ワイン |
これは初めて食べる |
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