2016年6月17日金曜日

ファミリーに新しく3人が加わった

6月16日(木)記
 
今週から2人新しい生徒がこのファミリーにくる、とセニョーラから聞いていた。日曜日の朝からバタバタとベッドの用意をしている。シングルベッドが二つの部屋とシングルベッドが一つの部屋を作っている。
 
その当日、夕方に紹介されたのが3人。生徒アメリカからの男の子と女の子一人ずつと理解していたのに、だ。てっきり2人とも20歳前後の子かなと思っていたものだから3人の関係が全く理解できない。その線で会話が進むものと頭の中が働いているので、それからずれる単語が出てくるともう頭の中はパニック。
 
お母さん? 兄弟? それなに? という感じ。結局分かったのが、付き添いのお母さんとその娘と息子。娘は16歳くらい、息子は10歳くらい。娘のスペイン語は僕とそこそこ。息子は片言。お母さんはそれに輪をかけて片言だがお母さんは学校には入らない。
 
スイス出身のお母さんと娘たちはスイスのロマンス語で会話している。ご主人はアメリカ人で、もちろん主人を交えた会話は英語、・・・・・のようだ。
 
そして、このホームステイ先のセニョーラは英語が一切しゃべれない。そこで通訳の役割が僕に回ってきた。ま、簡単なことなら英語からスペイン語に、スペイン語から英語に、とできると思った。セニョーラが「とにかくお願い」というものだから引き受けた。
 
ところが、だ。僕の頭はスペイン語モードだ。英語が出てこない。「家」とか「時間」とか「学校」とか「市の中心部」とかの簡単な単語さえスペイン語しか出てこないのだ。英語もスペイン語も中途半端な頭はこんな程度しか働かないんだな、と痛感。
 
この程度なら僕より自分の娘のほう役に立つと思うんだけど。

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