2011年2月27日日曜日

イベリコ豚のハム

また少し前のことだけど。

2011.2.22(火)

CLICのすぐ横の5Jcinco jotas)と言うバールをMercedes先生が推薦してくれたので行って見た。Jと言うのはJamon(ハム)から取ったもので、それだけハムを売り物にしているという事。
ずらりと並んで吊るされたハム
イベリコ豚のハム
 TAPA(小皿)                         15g                3.80ユーロ
 1/2 racion(半人前)              65g              17.30
    Racion(1人前)                 100g              23.50

1ユーロが約120円強ですから計算してください。結構いい値段です。

手で上手に薄くスライスする

15gのハム、これだけで3.80ユーロ
夕方のおやつ代わりだから、TAPAでハム1皿と、赤ワイン1杯と、ビール1杯。ハムは、スライスした小さなパンの上に3枚だった。締めて8.10ユーロ。   

“セビージャ” サッカー観戦

日が前後するが“セビージャ”サッカー観戦の様子をちょっと。

2011.2.20(日)

せっかくセビリアに来たのだから、サッカーの試合を見ようと思った。
セビリアには2チーム有って、ひとつはセビリア、もうひとつはベティス。

セビリアは強豪だが今期は成績が今ひとつ振るわず低迷している。もうひとつのベエィスは2部リーグにいて、今期はがんばり、1部昇格がほぼ決定している。両チームはセビリア市民の人気を2分している。

と言うのは、サッカー事情知らずの僕が聞いた受け売りの話。

昼過ぎの3時ごろにホームスタジアムの ラモン・サンチェス・ピスフアン・スタジアム にチケットを買いに行った。一番高いチケットは90ユーロ、一番安いのはネット後ろの30ユーロ(4,000円足らず)。結構高い。
  

日本では大阪ガンバの万博競技場しか知らないが、バックスタンドでも3,000円くらいだ。

レアルマドリード戦など人気チームとの対戦になると、最低でも50~60ユーロ、高い席になると150以上にもなるとか。ここの物価を考えると高すぎると思う。

当日券チケット売り場
僕が買ったのはゴール裏。と言っても上のほうから見るので結構見やすい。30ユーロ。

入場者が続々とスタンドに入りかける。

ちょっと成績が悪いので熱の入りかたも、もうひとつ?
応援は鳴り物が少し有るだけで、ほとんどは指笛。ウェーブもないし、組織だった手拍子などもほとんどない。相手チームの応援団のようなものも目立たす、ほんの一角に、人数からすると入場者数の200分の1か500分の1といった感じで色の違うユニフォームを着た人がいたので、それがそうかなという感じ。

日本の野球場のように、飲み物の売り子もいるが、極く少ない。夜にもなると少し寒いので飲み物も売れないからか。ハーフタイムのスタンド裏に行ってみたが、日本のように売り場に群がってはいない。ビールも数えるほどしか売れていない。

食べ物もホットドッグだけで、350mlのジュースとホットドッグを買ったら、5ユーロ(600円)もした。



SEVILLAが1-0でっ勝ったが余り盛り上がっていなかったなあ。



ついに STOMVI トランペットを買った


2/17 TEJERA社では TITANしかない。TITAN試し吹きOK。
      
2/21 Sevilla Musica 社の方でSTOMVI社から取り寄せ2種揃えてくれる。   
   試し吹きOK。見積もりも出た。

2/22 黄金の塔Torre del Oro近くでSevilla Musica社の担当者と会う。
   Mahler TitanioとEliteの2本の試し吹き。
   
      音はEliteの方が前に出やすい気がしたが、ここに来て安い方を
 買って後でしまったと思うのがつらいので、ここは思い切って
   Mahler Titanioを買うことにした。
     
      Sevilla Musica社の担当者: VICENTE氏 指揮者 コルネット奏者
   練習場で Fiesta のために月~金、夜9時~11時 500人くらいを練習指導
   
      Sevilla Musica社はネット専門の店 世界中に販売
      今回は特別の計らいで対面販売でやってくれることになった。

2/24 ついに買ってしまった。
   
          “STOMVI” Mahler Titanio 5313


      先生、スミマセン。先生からはEliteがいいのではないかとアド
   バイスをってただいていたのですが Mahler Titanio のほうを
   買ってしまいました。

2011年2月26日土曜日

セビリアでテレビを買う

2011.2.26(土)

9時過ぎに起きた。学校が終わったと言う安心感からかよく眠れた。朝食は少し遅く、と昨夜言っておいた。

朝の明るい光の中で、昨日散髪した頭を見た。色は希望通りの、ほんの少し茶色掛かっている黒に仕上がっている。Good! いやここはスペインだからBueno!

9時半に朝食。ここで難題が女主人から持ちかけられた。

「いまのSonyのテレビは15年ほど経っていて、ブラウン管だからエコに悪い。今日の予定がないのなら、あなたは電気に詳しいから、テレビを買うので、買い物に付き合って欲しい。」

40年以上も昔の学生時代に電気を勉強したとは言ったが、僕も日本にいるときは、店員に聞かねば最近のテレビの事なぞわからないのに。弱った。

ま、これも経験。いいか!

ここの女主人、昨日も子機2台つきのホームテレホンを買っていた。曰く、最近の電気製品はすぐ壊れる。カルフールで買ったエアコンは4年で壊れてしまった、ガスがなくなってしまったようだが、修理を頼むと250ユーロ(30,000円)、新品を買うと300ユーロだと言われたとか。

当地では、電気製品は2年補償になっているとか。日本では追加金を出すと5年とか10年の保障も可能だと言ったら、それはいい、と。


10時に一緒に家を出た。川向こうにむかって25分ほど歩いてた。着いたのは、トリアナTORIANA地区と言って、伝統的なタイルの工場がある地区で、歩行者専用の大きな通りが整備されている。


 とある小さな電気屋さんについた。テレビが5台ほど置いてある。32369ユーロ、28309ユーロ、2825、など。(1ユーロ=約120円)



いろいろ大きな店に行って比べて値切って・・・などと思っていたのだが、どうもこの店でこの機種を、と思っていたようだ。

僕に何の相談もすることなく、結局32型を369ユーロで、4~6人用の電気調理なべを69.50ユーロで買って買い物はすぐ終わった。買い物がてらの散歩に付き合って欲しかっただけなのかもしれない。

テレビは店頭展示品を運んでもらうようだ。展示品だからといって安くなった様子はない。なべも、積み上げられた箱は既に封が開けられ、何人もが見た後の様子。

それをレジに持って行き、買った。再びテープで封をし、紐をかけた。もって帰るのに取っ手がいると思うのだが、そこらへんにある紙を紐に巻いて、はいどうぞ、と渡してくれた。僕が家まで持って帰ることになる。


電気店を出てすぐ前のTABERNA(日本語で読むと「たべるな」と変だが、居酒屋・食堂・酒屋という意味)の“MIAMI”と言う店に入った。見たところバールBARと変らないがどこが違うのかよくわからない。

女主人は、この店はこの辺りでは「完璧・最高!!」と言う。




二人で赤ワイン1杯、ビール2杯、サラダ1TAPA、トルティージャ2TAPAを食べてたった9ユーロ。この女主人、何でも「よい」「すばらしい」「ファンタスティコ」と言うのが口癖のように思うが、この安さにはほんとに驚いた。

10ユーロ札を出して釣りの1ユーロを取らない。聞くと、非常によかったので、チップだと言う。今までBARバールでつり銭を取らない人を見たことがなかったので、こういう事もたまにあるんだと思った。

アメリカやイギリスやフランスなどほかの国ではたくさんチップがいるけど、ここスペインではそうでもないとは言った。

家に帰ったら、家の前でテレビを積んだ乗用車が待っていた。先ほど買ったテレビをもう持ってきてくれたのだ。

とりあえず昼の2時も過ぎたので、昼ご飯を作ってくれた。名前が全くわからないが、スープとサラダと大エビの鉄板焼きと赤ワインとフルーツ。今日はいつもにも増してご馳走だ。



この女主人、料理好きで、日本人の好みもわかっているので、たいていのものは大変おいしい。

テレビの箱を開けて早速設置。僕の家のテレビのように、DVD2台・VHSビデオ1台・5.1chアンプなどと言うのはない。接続は電源とアンテナの2本だけで単純明快。すぐ完了。でも、えらく有難たがられた。




役に立ってよかった!

セビリアの理髪師

 2011.2.25(金)夕方

イタリア人作曲家ロッシーニが1816年、24歳のときに作った“セビリアの理髪師”なんていうオペラが有名なので、何のことはない、駄洒落のつもりで、ホームステイ先近くの散髪屋さんに行ってみた。


正確には理美容店と言うんだろうか。レブロンのチェーン店らしく、目立つ同じデザイン店を何軒か見かけた。男性のの受付と男性店主、女性美容師の計3人。

何もわからずに行くのも不安なので、あらかじめスペイン語学校の先生に、この店は高いのか安いのか、どんな風に注文するのか、などを聞いておいた。この店の価格は結構妥当なところだと言う。

男性
洗髪+カット    11.00
カット 子供     9.50
カット+ヘアカラー 25.50
(1ユーロ=約120円)

女性
ちょっとドキドキしながら店に入った。既に女性客3人ほどがカールなどの美容の途中だった。待っている客はいない。10分ほど待って、順番が来た。

髪を刈って、洗髪して、髭を剃って、カラリングして頂戴、と言ったら髭剃りはしない、と返事が返ってきた。


はさみと櫛だけで、20分ほどできれいに散髪が出来た。スペイン語学校の先生によると、きちんと希望する長さを言わないとえらく短くカットしてしまう傾向が有るので、カット前によくよく言わないとダメよ、と言われていたが、「短かすぎても、それはそれでいいか」と思って任せていたら、ちょうどいいくらいに仕上がっていた。

髭を剃らないがかみそりで髪の生え際などはきれいにしてくれた。トニックもリキッドもない。最後に大きな鏡を持ってきて、頭の後ろを見せてくれて、いいか?と聞く。Si (OK)

次はヘアカラー。どんな色?と聞かれたので、極々わずかに茶色掛かった黒、とお願いした。ちゃんと伝わったかなと、ちょっと心配。

服に色がつかないように真っ黒のカバーをかける。女性美容師がペーストを持ってきた。顔や耳の余分なところに色が着かないようにマスキング。5分ほどで手早く塗りつけた。

待つこと40分、えらく長いと思ったが、前の客の仕上げが終わらないので、こちらの順番が回ってこなかったのだ。

洗髪は、カットした鏡のところにはなく、別の場所に移って、仰向けの状態でする。シャンプーして、リンスして終了。

ちょっと見えにくいが奥のほうで女性が
45度の姿勢で仰向けに座っている。
ドライヤーで髪を乾かし、余分なところに着いた色を色落とし剤できれいにぬぐってくれた。また大きな鏡を持ってきて、後ろを見せながら、いいか?と聞く。色の具合は昼間明るい所で見ないとよくわからない。Si (OK)。これで万事終了。

お代は? 25.5ユーロ(約3,100円)、表の看板の表示とおりだった。

スペイン語留学 A1 終了

2011.2.25(金)昼

クラスの最後のメンバーは5人。1人は途中で帰り、1人は遅刻してきた。テストの採点と3週間の総合評価と修了証書の授与だ。と言っても、「ほい」と渡すだけだが。

まあ、そこそこ頑張ったことをここに高らかに宣言し、その結果を公表いたします・・・なんて。



A A A A A A B+  そして総合評価 A
ABCの順に良いはずなんで・・・・・

もっとも、終了したのは一番下のクラスのA1で、A1  A2 B1 B2 C1 C2 と上に行く。

皆で記念写真。僕とカナダ人女性が今日で終わり。

左二人が先生

そして最後の個人レッスンも終わり、すべての授業が終わった。
  


 思い出の学校、CLIL ih  SEBILLA  *ih は international house







世界各国の時計が並んでいる。
今は午後1時20分。もちろん我が日本のも。夜の9時20分を指している。

2011年2月25日金曜日

クラシックコンサートを楽しむ(?)

2011.2.24(木)

今日は、勉強成果をチェックするテストの日。30分ほど、プリント3枚のテスト。聞き取りとか話すのは、なし。例によって単語がわからないので全く出来ないのもあれば、やさしいのもある。

最終的には先生がチェックするのだが、まず隣り合った生徒同士がチェックの仕合っこをする。

40歳くらいのカナダ人と組んだ。う~ん、これはひどい。まあ、授業の感じを見ていてもわかるが、零点のところが結構ある。それに、一枚の用紙の裏表に問題があるのに、裏を忘れている。

僕のは結構優秀だ、と言ってくれている。明日の先生の採点結果が楽しみだ。

生徒に対する評価とは反対に、先生や学校、ホームステイ先を評価するアンケート用紙ももらった。明日までに書いて来いと言う。

ただ、すべてスペイン語で書いてあるのでどう評価していいかわからない。辞書で単語の意味を調べていたら、2,3時間は掛かりそうなので、返事はすべて日本語で書くことにした。

学校には日本人の事務員の方もいる事だし。それに、僕のような初心者に、これを書けというのは無茶だと言うクレームも書いておくつもりだ。

夕方は、その日本人の事務員の方と、今日でスペイン語留学最終日と言うシニア日本人と3人でお茶をした。興味深い話もあったが、その話はまた後日に。

クラスの中に、王立セビリア交響楽団のメンバーでバイオリンをひていると言う女性がいる。上に書いた人とは別のカナダ人。恋人がこの楽団のトップバイオリニストと言うからコンサートマスターかな?


きょう、セビリアでもNo.1の劇場、TEATRO DE LA MAESTRANZAでコンサートがあるというので、聴きに行って来た。一番安い席をと言ったら、3階席で最終列から前に数えて8番目のところくらい。17.5ユーロ(約2,100円)。一番高い特等席でも27ユーロだった。

僕の席は3階。一番後ろから数えて8番目くらい列のほぼ中央。しっかりとおめかしをしたご夫婦が多い。年代的には50台60台が中心。日本と変らないように思う。

開演までロービーで待つ人が多い
スペイン人の作曲?の何かと、モーツアルトの管楽器4種とオーケストラの協奏曲とベートーベンの交響曲第4。眠かった。なぜかと考えるに、第一にあまりよく知らないか全く知らない曲であること、第二に歩いて疲れていた、第三にその少し前にビールを2杯飲んでいた、第四に今朝時刻を間違えて1時間早く起きてしまったことが理由であった。

10時半にコンサートが終わり、夕食を食べていないので、バールでツナのTAPAを一皿とビールを一杯。3.7ユーロ。宿題をする時間がないので今日の夕食はこれで終了。

今、深夜12時ちょうど。これからシャワーを浴びて、最後の授業の宿題をして寝ようっと。宿題は終わりそうにないから、それは先生に、スミマセンと謝るしかない。

今日は念願のSTOMVIのトランペットも買った。その話はまた別項で。

2011年2月24日木曜日

スペイン語留学もあと少し

2011.2.23(水)

いよいよ、今日を含めて、語学留学は後3日となった。

文法知識では断然優位に立っていた僕だが、何しろ記憶力、語彙力、そして聞き取る力については圧倒的に他の生徒に引けをとる。00000を僕の力とすると、少しずつ力を付けて来る僕に対し、仲間のほうは//////の線の如く2週目のころから総合的に僕を追い越してしまった。


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000000000000000  ////
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 1週目            2週目       3週目


英語族・フランス語族・ドイツ語族生徒の、先生の言う事を聞く力については驚くべきものがある。僕なぞ集中力が途切れて、途中で先生の言うことがわからないから「もう、いいわ」と聞き流してしまうこともある。

若い女性生徒はしゃべる力もすごい。もっとも発音だけはまだ僕のほうがましだとは思うが。

明日、木曜日は最終日を控えた日と言うことで、なにやら小テストがあるらしい。

生徒の学習成果のチェック、と言うこともあるとは思うが、先生がいかに生徒にきちんと教えて実力を付けさせたか、と言う先生の勤務評定の側面もあるらしく、先生はしきりに、「これは大事だからしっかりと覚えて置きなさいよ」と繰り返す。

有料であったり無料であったりするが、毎日、学校主催のカルチャースクールのようなものがある。ここに来た初日に、市内散策の無料プログラムに参加したが、今日、2回目の有料イベントに参加した。10ユーロ(約1,200円)

近郊の、ローマ時代の遺跡があるITALICAというところを見学すると言うツアー。4:15バスで出発、6:30帰着。 * 後日のブログ「語学学校の課外活動 Activity」参照

ホームステイ先近くのバールでちょっと腹に入れた。ここは今日初めて行ったバールだ
さあ、明日に備えて勉強だ。

Montadito(小さなサンドイッチ)1.5ユーロ
Chorizo(スペインソ-セージ)2.5ユーロ
ビール2杯で3ユーロ