2011年2月12日土曜日

スペイン語学校 1週間が終わった

2011.2.11(金)

はや、学校の1週間が今日で終わる。くたくたの毎日である。一瞬でも先生の言っていることに集中できないことがあると、もう全くわからない。向こうも商売だから、僕に怒ることはないが、生徒同士でペアを組んで、あるいはグループを組んで話し合う(と、かっこよく言うが、とても話になっていない)時に他の生徒に迷惑がかかるので、のんきに聞き流すことは出来ない。

集中力が切れた一瞬、スペイン語が右から左に流れて行く。時々、日本語の単語や、英語の単語に似た音が耳に入ると、はっとして、思考がそれに集中し、「やばい」と思って、またスペイン語回路に切り替える。

今日の先生は代理の先生なのか、初めてだ。前の先生に比べ、えらい早口なので「もうすこしゆっくり」、と途中で願い出たがあまり変わらない。

先生の言うことを結構みんな理解しているようで、簡単なジョークを言ったときは一斉に笑う。時々は僕もわかるときもあるが、みんなと一緒に笑えなかったときは結構ショックだ。

みんなの中で文法力では、たぶん僕がトップ。文法力と言っても、僕以外はここに来て初めてスペイン語をやり始めた感じの人ばかりなので、僕としては威張れない。

発音もトップ、ドイツ語を話す何人かがそれに続き、僕の横にいる英国人のジェームスなんか、ひどい発音だ。日本人には簡単な「あ・え・い・お・う」がまともに言えない。どうしてそんなにひねくり返した発音をするんだい?

単語力はビリ。数分前にやった単語を覚えていない。暗記力も、一番のシニアなのでビリ。会話力・作文力と発表力はそこそこ、と言ったところか。

どんな会話をしてるって? たとえば、

    私は料理を作るのが好きです。あなたは?
はい、私も好きです。フットボールはどうですか?
    私は古い建物に興味があります。あなたはどうですか?
古い建物と美術に興味があります。
    あなたの左には、誰が座っていますか?
トムです。

などと言う単純なのが延々と続く。僕を筆頭に、皆、単語力が極端に弱いので、すぐ会話に詰まってしまう。

なんやかやで、1週間が過ぎた。僕を含めて8人でスタートしたが、すぐに1人が別のクラスに行き、残る7人のうち3人が終了して学校を去る。来週の月曜日は、僕のような新人が加わって新しい1週間が始まるのだろう。

明日とあさっては休日。明日はスペイン短期留学5回目と言う、シニア日本人男性がSEVILLAを案内してくださると言うので楽しみだ。

2 件のコメント:

  1. 映画のような出会いあり、美味しそうなご飯あり、ですね!!

    トランペットを連れて行ってくれたのが、うれしいです。

    留学生活のBlog楽しみにしています。

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  2. STOMVIのトランペット、ぜひ買いたいと3,4軒の楽器屋さんを廻ったのですが、どこも小さくて、STOMVIをおいていませんでした。YAMAHAが2,3本ありました。

    ベルが取替え式になっていたのでSTOMVIかと思いましたら、YAMAHAだと店の主人が言いました。

    マドリッドやバルセロナのような大きな都市にしかトランペットは置いていないのかもしれません。

    私のホームステイ先の家のすぐそばに音楽学校があります。来週にも聞ければよいと思っています。そんな話が出来るほどスペイン語がまだわかりませんの、どうなりますことやら。

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