2011.2.25(金)夕方
イタリア人作曲家ロッシーニが1816年、24歳のときに作った“セビリアの理髪師”なんていうオペラが有名なので、何のことはない、駄洒落のつもりで、ホームステイ先近くの散髪屋さんに行ってみた。
正確には理美容店と言うんだろうか。レブロンのチェーン店らしく、目立つ同じデザイン店を何軒か見かけた。男性のの受付と男性店主、女性美容師の計3人。
何もわからずに行くのも不安なので、あらかじめスペイン語学校の先生に、この店は高いのか安いのか、どんな風に注文するのか、などを聞いておいた。この店の価格は結構妥当なところだと言う。
男性 洗髪+カット 11.00 カット 子供 9.50 カット+ヘアカラー 25.50 (1ユーロ=約120円) |
女性 |
ちょっとドキドキしながら店に入った。既に女性客3人ほどがカールなどの美容の途中だった。待っている客はいない。10分ほど待って、順番が来た。
髪を刈って、洗髪して、髭を剃って、カラリングして頂戴、と言ったら髭剃りはしない、と返事が返ってきた。
はさみと櫛だけで、20分ほどできれいに散髪が出来た。スペイン語学校の先生によると、きちんと希望する長さを言わないとえらく短くカットしてしまう傾向が有るので、カット前によくよく言わないとダメよ、と言われていたが、「短かすぎても、それはそれでいいか」と思って任せていたら、ちょうどいいくらいに仕上がっていた。
髭を剃らないがかみそりで髪の生え際などはきれいにしてくれた。トニックもリキッドもない。最後に大きな鏡を持ってきて、頭の後ろを見せてくれて、いいか?と聞く。Si (OK)。
次はヘアカラー。どんな色?と聞かれたので、極々わずかに茶色掛かった黒、とお願いした。ちゃんと伝わったかなと、ちょっと心配。
服に色がつかないように真っ黒のカバーをかける。女性美容師がペーストを持ってきた。顔や耳の余分なところに色が着かないようにマスキング。5分ほどで手早く塗りつけた。
待つこと40分、えらく長いと思ったが、前の客の仕上げが終わらないので、こちらの順番が回ってこなかったのだ。
洗髪は、カットした鏡のところにはなく、別の場所に移って、仰向けの状態でする。シャンプーして、リンスして終了。
ちょっと見えにくいが奥のほうで女性が 45度の姿勢で仰向けに座っている。 |
ドライヤーで髪を乾かし、余分なところに着いた色を色落とし剤できれいにぬぐってくれた。また大きな鏡を持ってきて、後ろを見せながら、いいか?と聞く。色の具合は昼間明るい所で見ないとよくわからない。Si (OK)。これで万事終了。
お代は? 25.5ユーロ(約3,100円)、表の看板の表示とおりだった。
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