2012年6月22日金曜日

持ち帰りおもちゃの修理

たかつきおもちゃ病院の6月度の盛況ぶりと、6個のおもちゃを修理のために持ち帰ったことを前に書いた。

作業は全体に相当難儀だった。どんなことをやってるかを知って頂くために少しだけ詳しく報告したい。全て、電池を使ったおもちゃだったが、ICの内部が故障した、と言ったのはなく、全て電気回路の初歩的な不良で、大体は僕でも何とかなる範囲のものだった。

1.アンパンマンピアノ



音が出ないと言うことで内部を見たら電子基板の接触不良と言うところまではわかったが、それ以上触ると故障の状態が悪化すると思われたので、ベテランドクターにSOS。これは僕の修理可能レベルを超えていた。相当の手間がかかったそうだが無事修理完了と連絡を頂いた。

2.仮面ライダー変身ベルト


前月に一度修理したものだが、音が鳴らなくなったとのことで再修理の依頼があった。。前に修理して頂いた上記のベテランドクターにバトンタッチ。ヒューズ切れだった、と言うことで原因が簡単だったため修理も難しくなかった様子。

そして、ここからの4つが僕が修理をしたもの。

3.アンパンマン自動車


症状: 動かない。
治療: 調べるとバッテリーが完全放電していて充電できない状態になっていた。乾電池で動くようにして欲しい、と言うことだったので電池ボックスを買ってきて線をつなぎ替えて試運転OKで修理完了。他に、ふた固定のビス交換。

4.プラレール



症状: 動かない。
治療: 調べると電池から出ている線、車両間をつなぐ線が全て切れていた。新しい線に交換して修理完了。

5.あいうえおトミカ


症状: 音が鳴らない。
治療: 電池の液漏れのため接点にさびが発生して接触不良になっていた。磨いただけで正常になった。

6.アンパンマン太鼓



症状: 音が鳴らない。
治療: 電池ボックスから基板につながる線のハンダ付けが外れていたので再ハンダ付けで修理完了。その他、プラスチック部品が割れていたので、ホットメルトで接着修理。

大体こんなことで、電池で動くおもちゃの故障の原因は電池切れ、接触不良、断線がほとんど、と言うことがわかってきた。

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