2012年6月24日日曜日

応急手当講習――心臓マッサージとAED使用

町内会の回覧板で応急手当講習をする、というお知らせが来たので登録をしておいた。今日がその講習日で、小さな子供を持っていると思われる年代のお母さんから僕ほどの年代の方まで30人ほどが近くの集会所で講習を受けた。

先ず心臓マッサージ。ここでひとつ驚いた。押す位置だが、心臓を押すのだから左胸と思っていたのだが、そうではなかった。心臓は胸の真ん中にあるそうだ。今の今まで知らなかった。ドキドキとしているのがわかりやすい部分が少し左に寄っているので「左」と思われているが、全体としては
心臓は胸の中央にある
のだと言う。

「心臓マッサージを30回、人工呼吸を2回」のサイクルを繰り返す。マッサージは結構強い力が必要だ。

二つ目の驚きは、心臓マッサージは止まった心臓に刺激を与えて心臓を再び動かすためのものだと思っていたら、そうではなかった。心臓の代わりに外から
ドキドキさせて血を全身にまわしてやる
ためだそうだ。

三つ目の驚きは、専門家ではない一般人向けの最新のやり方は、「人工呼吸は従来ほど重視しない」と言うことだった。人工呼吸を躊躇するときは
心臓マッサージだけでもOK
ということだ。

一人一人実習をして、次はAED(自動体外式除細動器)の使い方の講習。最近はAEDがたくさん設置されていてあちこちでよく見かける。どこにあるかまでは頭に入っていないので、この機会に覚えておくことにしよう。

使い方は簡単。音声で指示してくれるし、指示通りやらないと何回も繰り返してくれる。

3時間の講習はあっという間に終わった。多分、実際に手当てが必要な場面に直面したときには何も出来ないのではないかなと思うので、講習を何度も受けて慣れる必要があるのだろう。

修了証書はこんなのだ。

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