2020年2月23日日曜日

マスカの後はイルカウオッチング

2月22日(土)午後14時過ぎにマスカ・ハイキングは終わった。このあと海岸に出てボートに乗るという。

3時前に着いたのはロス・ヒガンテス Los Gigantes と言う町。ここも僕のいるプエルト・デ・ラ・ルスと同じくEC諸国の避寒地の様で貸別荘のような建物が急斜面にずらりと並んで建っている。




湾内にはヨットがたくさん。観光ボートの受けつけスタンドがいくつも。ここのボート観光代は別払いで10€(1,250円)。





スタンドの看板曰く・・・
 クジラ・イルカのウオッチング
 断崖の下でスイミング
 飲み物付き
 2時間
 20€(2,500円)

そういう事か。僕たちはなじみの会社の客なので10€。




3時20分ごろ出港。客は35人ほど。救命具は付けない。岸から1km程しか離れていないところで一休み。あたりはカモメが飛んでいて海面の何かを目指している。

見ていると数頭のイルカが時々海面上にヒレを見せ、あるいは大きく胴体を見せることも。カモメはイルカと一緒に浮上する小魚を狙っているのかもしれない。







「スシが泳いでる!」と僕に向かって叫ぶ。すぐわかった。マグロ Atún だ。体長1m以上もあるマグロがたくさん泳いでいる。

何年も前、ここカナリア諸島は日本のマグロ漁船の基地であったことがあり、最多期10,000人ほどの日本人漁業関係者が住んでいたことがある。この島ではなく東隣のグラン・カナリア島だったと思う。今でも1,000人ほどはいるとNHKが言っていた。

クジラウオッチングを期待したが、それはなかった。

しばらくして飲み物配給。子供にはソフトドリンク、大人にはビールやウイスキーなど。無料。




ツアー終わり近くには20分ほどの遊泳時間。5、6人が海に飛び込んだ。日本人の僕には多分寒いと思うが、平気な人もいる。






港への帰路、もう一度飲み物の配給。2時間丁度のボートツアー終了。船を降りる時、ボートアシスタントが僕に「シェーシェー、日本人!」と言うので「シェーシェー」は中国語、日本語は「ありがとう」だと教えたが、彼にはまだ違いを区別できていないようだ。

ワゴンに乗り、我が街プエルト・デ・ラ・クルスへの帰路に。街中はいつもより車が混雑しているという。カーニバルのせいだ。

このツアー代金
  マスカハイキング 軽食付き 45€(5,600円)
  ボートツアー 飲み物付き 2時間 10€(1,250円)

家に帰って歩数計を見たら17,500。よく歩いた。しかも1,200mの山の急坂を上り下りしたんだから。翌日の日曜日は休息するしかない。

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