事件発生!!!!!
定刻くらいにテネリフェ南空港に無事着いた。
荷物もすぐに出てきた。表示に沿ってバス乗り場に向かうと、それはすぐに見つかった。発車時刻まで1時間ほどもある。待つしか仕方がない。ほとんどの人は迎えの人があったり、団体さんで、専用のバスで空港を去ってしまったので、公共のバスを利用するのはわずかな人。
目的のバスに乗り込んだ。
客は全部で10人ほど。1時間少し走って目的のバス停ツカン Tucán に着いたのは2月6日(木)深夜(正確には2月7日(金))の午前0時25分過ぎ。
そこからグーグルマップの指示に従ってファミリー宅へ。えらい急な登り坂だ。21㎏のスーツケースをひぱって300m歩くのに10分近くかかった。
ファミリー宅の住所も聞いている。ぴたりとそこに着いた。ビル名も入り口番号の表示も合っている。部屋番号の押しボタンを押した。2回、3回・・・やっと出てきた。眠そうな声で応対してきた。
普通は「待っていたよ、さぁどうぞどうぞ」と言うのだが、それとは違った。「〇〇サンですよね、▽▽と言う住所部屋番号はここでいいですよね。僕、日本から来た××です。don Quijote で語学勉強をするために来ました」と言っても通じない。インターホンを切られてしまった。
仕方なくまたボタンを押した。同じ問答の繰り返し。うーん困った。3回目、押しボタンを押しても出ない。仕方なく入学する語学学校の担当者の緊急連絡先に電話。こちらも眠そうな声で応答してきた。「えっ? あなた、明日の7日に来るはずだったでしょ??」「今この電話で話してるのは6日の深夜。7日は明日でしょ?」なんて、間の抜けたことを言う。
トラベルエージェントからファミリー宅に時刻日程を詳しく伝えてもらっているはずなのに、どこかで連絡ミスか理解ミスがあったに違いない。
取りあえず、ドアの前まで来ているのだから、そちらからこの家の夫人に電話をして事情を説明して、中に入れて泊めてくださるよう言ってください、とお願いした。
何とかわかってくれたようで、5分ほどして玄関ホールの明かりがつきファミリーの夫人が出てきた。ホッとして家になだれ込んだ。眠い、くたくた。日本の我が家を出てから28時間。疲れた。やさしい夫人で助かった。シャワーを浴びる元気もなく、上着を脱いだだけでベッドにもぐりこんだ。
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