2020年2月23日日曜日

マスカ Masca をハイキング

2月22日(土)学校行事、と言っても学校が旅行業者との中に入って、よいと思われるツアーを僕たち生徒に紹介して申し込みの代行をしてくれる、と言うやり方。

集合時間と金額は出発の前日に訂正があった。


マスカ行きは、どんな所なのか、どんな事をするのかもほとんど案内書も読まず、申し込んだ。学校紹介の行事はすべて参加しようと決めていたので。

ちょっと早めに家を出た。快晴。集合場所のホテルまで15分。道すがら左手の山の方を見ると、スペイン最高峰のテイデ山(富士山より少し低い3,718m)がくっきりと見える。




8時25分の集合時間に15分遅れてきたのは、今回は大型バスではなくて8人乗りのワゴン。学校からは4人と別の観光客夫婦の計6人。

すぐにホテル前を出発。およそ1時間でハイキングの出発場所の「とあるバル」の駐車場に到着。

まず昼食のボカディージョ(スペイン風サンドイッチ)とバナナとオレンジを配ってくれた。そして履物をチェック。ちゃんとハイキングシューズか運動靴を履いているか、革靴などとんでもない、と言う感じ。ハイキング用のステッキも貸してくれる。日差しも強いので帽子も必要だと言って貸してくれた。





ここで僕は今から何が起こるかとちょっと心配に。そのあたりをハイキングするのかと思っていたら、どうもそうではないようだ。

どれくらい歩くの?と聞いたら3時間半だと。まあそれくらいなら、とスタート。10時10分、最初は降りていく。




タンポポ、巨大だ。高さは1mはある。タンポポのスペイン名は「ライオンの歯 Dientes de león」。昔それ聞いたときに、leónの意味には、地名のレオンと動物のライオンの意味があり、たぶん地名から来たんだと思っていたが、今日聞いて、なるほどと思った。



葉がライオンの歯のようにギザギザな所から来ている、という事だった。それにしても巨大だ。カナリア諸島の植物は、普通の大きさとは似ても似つかない様な巨大な大きさに成長しているのがある、といくつかのを教えてくれた。



矢印の「木」がエリカ。ふつうは小さな花だという。
松ぼっくりも大きい

白い花をつけているのは巨大サルビア。木のようだ。


登りの坂は険しくなるが、景色はだんだん良くなる。


テイデ山を遠くに見る



植物に詳しい女性ガイドだったが、
彼女にとっても珍しいとかで一所懸
命写真を撮っていた。





写真右下もタンポポ

写真中央、海に浮かぶ島影は、先日行ってきたラ・ゴメラ島。







結構な急坂を上る


標高1,200mくらいのところ。ここで昼食。

用意してくれたボカディージョ





こんな感じの少し開けたところで昼食。

30分ほどの昼食後、再び歩き始めた。ほとんど下り道。



12年前の大山火事にもかかわらず生き
残った松から新枝が出てきている。



険し育台が続く

開けたところに出てきた



終点までもう一息。



到着したのが午後2時10分。歩き始めて4時間で元の場所に帰ってきた。昼食30分を差し引くと予定の3時間30分丁度。

このルート、ガイドなしではとても歩けない。森の中で迷ってしまう。要注意。

これから自動車で30分のロス・ヒガンテス Los Gigantes に向かう。ここでボートに乗る。乗って何をするのか見当もつかない。

この後は次回・・・・・

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