2019年4月14日日曜日

パンプローナのセマナ・サンタ

14日(日)の明日から次の日曜日の21日(日)まで、スペイン最大の重要な行事である1週間が始まります。

スペインでは、Semana Santa(セマナ・サンタと読みます。ローマ字の読み方と全く同じです)と言います。意味は「聖なる1週間」。

英語ではイースター(復活祭)。日本人では,こちらの方を聞いたことがある人が圧倒的に多いと思う。

処女懐胎してイエス・キリストが生まれ、金曜日に十字架で処刑され死んで、その次の日曜日に生き返った、などという事をいまだに信じている人がいるなんてことが僕には到底信じられないが、実際にはそう言う事にしてキリスト教を守っていこう、という事だろうと思う。

スペインでも他の国でも、毎日曜日に教会に行く人はどんどん減り、宗教離れが進んでいる。


スペインのカレンダーは月曜日から始まる。4月14日が一番右に来ているが、これが日曜日。1とか8などの左に小さい四角枠に白字で書いてあるのは年初めから何週目になるか、の数字らしい。こんなの何の役に立つのかな?聞いてもよくわからなかった。

数字の下に小さなスペイン語が書いてある。日本で言うと「大安吉日」のようなものだが、一寸書き出してみる。

14(日)(Domingo de Ramos)シュロの日曜日
堕落した現行の宗教を改革しようと、死を覚悟でエルサレムに乗りこみ、民衆がヤシの葉や、オリーブの枝を道に敷き歓迎したことに由来。ここで、スペイン語のRamosは花束ではなくて小枝の意味。

15(月)(Sta.Anastasia) 説明略
16(火)(Sta.Engracia) 説明略
17(水)(S.Aniceto) 説明略

18(木)(Jueves Santo) 聖木曜日 最後の晩餐の日
ユダに裏切られるも神殿に行って人々に教えを説き続ける。12人の弟子とこの夜に「最後の晩餐」をする。

19(金)(Viernes Santo)聖金曜日 キリスト受難の日
死刑判決を受け、鞭うたれ、十字架を背負わされ、はりつけにされたキリストがゴルゴダの丘で亡くなった日。そこには悲しみに打ちひしがれて我が子を見守る聖母マリアの存在が。

20(土)(S.Teodoro)説明略

21(日)(Domingo de Resurrección)キリスト復活の日
十字架にかけられ亡くなったはずのイエスが生き返った日。

以上、ネット情報の寄せ集めです。なお、2019年はこのようなカレンダーになっていますが、この日は毎年変わり、春分の日から数え最初に満月になる日のその次の日曜日がキリストが生き返った日(復活の日)と計算します。暦の違うのを使う国もあり違う日に設定することもあるようです。

その他にも、聖人の名がそれぞれの日の下に書いてある。4月2日の下に「サン・フランシスコ」の名を見つけた。試しにざっと年末まで同名を探してみたが見つけられなかった。字が小さすぎて見つけられなかったのか、1年に1回しかないのか? ま、大したことでもなさそうなのでセニョーラには聞いていない。そんなこと覚えても何の役にも立たないと思うし・・・・・

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