2019年4月25日木曜日

「スペイン語 ir irse 違い」研究

4月24日(水)「スペイン語 ir  irse  違い」研究ーーーと言ってもほとんどがHPの抜き書き・受け売りなので白状しておく。

26日の土曜日に学校の最終日になる。27日に帰国前の小旅行で少し移動するので国鉄 Renfe の駅まで切符を買いに行ってきた。

写真の地図は上が真北を指している。街の旧市街の北側にアルガ川 Arga がくねくねと流れている。右から、青い四角が僕の住んでいるところ、小さいピンクが学校、黒いキャップがパンプローナの中心となる旧市街、赤いキャップが国鉄のパンプローナ駅となる。直線距離で家から駅まで4kmちょっと。

昨日は22℃ほど気温があったのだが、今日は10℃を切る寒さ。風もある。真冬に近い。うっかりして上着を着ずに出たら寒くて、切符購入の用を足したあと少しどこか見てこようかなと思っていたのだが、寒くて我慢できずすぐ帰宅してしまった。

ここ何日かスペイン語の事を書いていて、そのまとめが少しあるので僕の頭の整理のためにここに書いておきたい。ここから下はスペイン語をかじっておられる方のための参考事項です。
 
以下はネットで、「スペイン語 ir  irse  違い」で検索をかけて出てきた結果の約20サイトと、学校の先生の説明と、今下宿している家のセニョーラの説明と、僕の勝手な解釈をまとめたものです。

1.ir と irse

●使い分けは非常に難しい。スペイン語のレベルで言うとC1だと先生は言っていた。
●セニョーラは 
 Voy a ir a Japón. 
 Me voy a ir a Japón.(Voy a irme a Japón. は語順が入れ替わっただけ)
この二つの意味の違いを僕に説明できなかった。意味は同じだと言っていた。
●スペイン語の先生も、この違いを街往く人に聞いても説明できる人は多分いないでしょう、と言っていた。つまり、スペイン語を教える立場の人でないと説明できない位難しく、非常に感覚的なものだそうだ。
●そこで、僕がまとめたのが以下・・・

【ir】
①主語の人が「今どこにいるか」は問題ではない。
②出発地点はどこでもよい。
③問題は「目的の場所」があるか又は、目的とする「やる事」がある、ということ。
「目的の場所」の例は Voy a la escuela.
「やる事」の代表的なものは Voy de compras. 
と言うのが例。後者については下の 2.Voy de compras. を参照。
④文脈で目的地が抜けることもあるが、それは会話をしているときにその目的地に共通の認識があって、その都度言う必要がない時である。

【irse】
①今居てる場所からどこかに出てしまう、行ってしまう、ここから離れる、と言う意味。
②どこに行くかは問題ではない。
③行き先の場所は文中に「あっても」「なくても」良い。
④心理的には行ったらもう帰ってこない、別の場所に行ってしまって、今いる場所を放棄してしまう、と言うような感じ。
⑤上の④の心理は非常に心理的なもので、朝、家から学校に行くときに Me voy. と言ったりするが、学校で勉強して帰ってくるわけだから永久的に帰ってこない、という事を表現するのではない。それでも Me voy. と言う言い方は非常に適切だと先生は力説していた。
⑥5分の休憩が終わったある時、先生が「さあ、授業を再開しよう!」と言う意味で一言 Vamos! と言った。僕が即座に、意味は違うだろうなと思いながら Vamonos! (irse のNosotros形)と言ったら、先生が「教室から出ていく気か?」とひっくり返って
いた。

2.Voy de compras.

今日学校でクラスメートから先生に Voy de compras. と言う言い方に違和感がある、わからないというの質問があった。Voy al mercado. ならわかるが、なぜ de と compras がくっついているの? という質問だ。

ちょっと主題から離れるが、ir/irse 問題を〝研究” していて、ネット上に誰かさんの研究論文があって丁度昨晩ちょっと目を通したところだったので、拝借させてもらう。間違い解釈があったらゴメンナサイ。学術論文らしいので出典を下に記しておく。  

ir de compras
        viaje
        bares
        copas
        visita
        excurción
        pesca
        paseo
        tienda
        fin de semana 

以上全て名詞で、その他にもたくさんある。

そのやることの内容は気軽な、楽しいものでなければならない。喧嘩・戦争・葬式のような嫌いなもの、好きでないこと、怖いことなどの避けたいものやミサのような一種義務的な行事のものには使えない。そんなことが書いてありました。

一番最後の fin de semana にはちょっと違和感がありますが。

参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/hispanica/2014/58/2014_45/_pdf/-char/en
スペイン語の「ir de + 名詞」構文について  下田 幸男

3.Ahora vengo.

家をちょっと出て買い物をしてすぐ帰ってくる時には Ahora vengo. という言い方もある、と或るHPに書いてあった。(私が)ちょっと出かけてくる、という事のようだ。「ちょっと」の長さは10分から5時間程度?

ただ、今日丁度そのような事態があってセニョーラに言ったら首をかしげていた。家の前に小さな食料品店がありそこに缶ビールを買いに行くときの事。ほんの10分で済むので、ちょうどいい機会だと、こう言う時にこう言うのは適切?と聞いたら、僕の聞いている内容が通じていないのか、Voy a la tienda. としか言わない。トホホホ???!

このblogを読んだ日本在住の私のスペイン語会話の先生(バレンシア出身のスペイン人男性)から、興味ある内容ですね、Ahora vengo. についてはこんな感じですね、とアドバイスメールを頂いたので紹介しておく。ーー4/25補足

el “ahora vengo” , “vuelvo enseguida” o “enseguida vengo" es como 行って来ます pero se regresa pronto al lugar, pocos minutos después.


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