2019年4月28日日曜日

〝修学旅行” でパレンシア Palencia へ


4月27日(土)〝修学旅行” でパレンシア Palencia へ

家を電車の発車時刻の1時間半前に出た。電車の駅までのバスのルートは前に予習していたので、問題はない。バスの乗り継ぎが順調なら、30分足らずで着くはず。予定通りの乗り継ぎ停留所で降りたら、何かちょっと様子がおかしい。

良く見ると電車のパンプローナ駅行きのバスの番号の下に何やら小さな文字で1行、「FESTIVO/〇〇〇」と書いてある。〇〇〇はバスク語。この停留所には休日しか停まらないという事だった。

時間はたっぷりあるので焦らず、近くの別の停留所に移動。たいてい停留所には次のバスが来るまでの時間が表示されている。鉄道駅行きは22分と表示してあった。ちょっと前に行ってしまったようだった。

22分はちょっと長いので、ブログの文でも書こうかとパソコンを出して立ち上がるのを待っていたら、バスが来た。この停留所には沢山の路線のバスが停まる。行き先を確認すると僕が乗るべきバスだった。急いでパソコンを閉じてバスに飛び乗った。

駅のバルに入ってコーヒーを飲みながら時間待ち。定刻の13:17に、いつものようにベルの音もなく電車は出た。パレンシア Palancia 着予定は16:11だから3時間ほどの旅。高速鐡道AVE ではないからか乗車前の荷物検査はなかった。

乗ってほどなくして車掌が乗車券チェックに来た。ほとんどの人は携帯をかざし、車掌が持っている端末で乗客の携帯のバーコードをチェック。僕は紙の切符(昔の飛行機のチケットくらいの大きさ)を持っていたので、そこに印刷されているバーコードを「ピッ」と言う音でチェック完了。

お腹がすいてきたので、セニョーラが持たせてくれたボカディージョを取り出した。ラップに包んである。家にいるときはラップを見たことがなかった。何か食べ物をちょっと置いておく時には、たいてい皿をひっくり返してかぶせていた。12回アルミホイルを使っているのを見たこともある。でもラップは無い。どこかでボカディージョを買ってきてくれたに違いない。

長さが25㎝以上。大きすぎて食べられるかなと思ったが、ゆっくり食べているうちに平らげてしまった。途中車内販売が来たが、まごまごしてるうちに通り過ぎてしまった。次に来たらビールでも頼んでみようかな。

待ってもこないので、2両ほど離れたカフェ食堂に行ってビールを頼んだ。「ネケン(ネケンではない)」「マホウ(マオーと言ったかも)」どちら?と聞いてきたのでヘイネケンと返事。

実はこのヘイネケン、前日の学校の授業で話題になった。現物は Heineken と書くがどう読むか。スペイン語ではHは発音しないので本当はネケンと読まねばならないのだが、会社名なのでHを発音することにしたらしい。どうせの事ならハイネケンにすればよいのに中途半端にヘイネケンとしたのが定着してしまった。バルでハイネケンといっても誰もわかってくれないよ、と先生が笑いながら言っていたのを思い出した。

330mlヘイネケン缶ビール1缶、飛行機で出てくるようなプラスチックコップがついて2.9€(377円)。

10分ほど遅延してパレンシアに到着。ホテルにチェックイン。

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