日本は今(3月23日午前7時現在)のところコロナウィルスが原因で亡くなった人は41人で、主要欧米諸国と比べると比較的少なく、まだ少ない方だ。
感染者数の比較は、日本のように意図的に検査数を抑えている(隠している、とも思える)国もあり、あまり意味がないように思うので、死者数の人口比を調べてみた。数は最新情報を調べたが、データに時間的に多少古い・新しいの差はある。
国 死者数 人口 100万人あたりの死者
日本 41 1億2,700万
0.3
中国 3,267 14億2,700万 2.3
韓国 111 5,100万 2.2
台湾 2 2,400万 0.1
イタリア 5,476
6,100万 89.8
スペイン 1,720
4,700万
36.6
アメリカ 278 3億2,700万 0.9
こうしてみると、日本と台湾は相当頑張っているように見える。日本の場合は、下に書くように基本的にはよく言われている清潔好きの国民性が味方しているのかも知れない。
しかし、今日のニュースで埼玉県のK-1イベント、花見の様子、アングラ劇場の大騒ぎ、卒業シーズンのバカ騒ぎなど、タガが相当緩んでいるのを見ると、何時コロナ感染者の「爆発的感染(オーバーシュート)」が起きてもおかしくない状況なので、心配だ。
ちなみに、日本人の清潔好き・習慣の違いを示す例を、僕の海外旅行の経験を踏まえて、思いつくままにリストアップしてみた。
1.靴を脱いで家に入る。外国ではベッドの上まで靴を履いたままのことも。
2.トイレのウォシュレットの普及。欧米では見たことがない。
3.マスクをする。外国ではマスク姿は病人の象徴。
4.挨拶はお辞儀で。握手・ハグはしない。
5.どこの水道水も極めて安全で、飲料に適している。
6.日本は湿度が高い。乾燥はウィルスが繁殖しやすい環境。
7.生魚(刺身・スシ)・生卵を食べるので生鮮意識が高い。
8.たいていの人は毎日風呂に入る。海外の統計では、3~4日おきにしかシャワーを浴びない人が何割にも上るとか。
9.医療水準が高い。
10.基本的には国民皆保険なので、医療が身近。
11.外国ではハンカチ・ティシュを持っていない人が多い(特に男性)ように思う。
12.健康食が多く、ジャンクフードが少なく、健康体型の人が多い。
13.うがいの効果は疑問だという声も聴くが、僕はそうでもないと思っている。
14.日本では結構空気清浄機・加湿器が普及している。