2020年3月11日水曜日

テネリフェのファミリーの食事

ホームステイ先を決めるのは語学学校。選択できる条件はいろいろあるが、今回は食事について。

0.食事なし
1.1食付き:朝食のみ付き
2.2食付き:朝食と、昼食または夕食付
3.3食付き

問題は2の「昼食または夕食」。スペインでは、3食のうちの一番大事な食事は昼食。夕食は日本とは違ってふつうは非常に簡単な軽食やスナックで、夜遅い8時や9時、時には10時に摂る。

昼食と夕食のどちらを取るかの選択権が学生側にある時もあれば、ファミリー側または学校側にあることもある。僕の経験からでは、どちらを選んでも同じ価格であることが多かった(すべて?)。同じ価格なら当然「どちらが良い?」と聞かれたときは昼食を選択したい。普通の家庭では、昼食と夕食の内容は全く違う。昼食は(簡単ではあるが)フルコース、夕食は軽食、と思ってよい。

また、ファミリー希望として、「食事がおいしい家庭」とか「料理が好きなまたは上手なセニョーラの家」とかを一言付け加えるのも手。そんな一言を検討してくれるかどうかは学校次第。

僕のテネリフェ滞在は、仕事を持つセニョーラで、「2食」をお願いしたのだが「朝食と夕食」と学校から限定されていた。

朝食は「日本ではトーストとコーヒーだけ」なんて言うとそれだけしか出てこないので、「トースト、バター、ジャム、チーズ、ハム、卵、ヨーグルト、ジュース、ミルクコーヒー、フルーツが普通」と言ったら、毎日ほぼ全品用意してくれた。

コーヒーはほぼインスタントだったが、ときどき豆からいれてくれた。ジュースはオレンジフレッシュジュースを作ってくれたこともあった。。チーズ・ハムはスライスで、トーストに乗せて食べた。卵はゆで卵。バターもマーガリンではなく「バター」。フルーツは食べ放題で、いつも朝食時には食べないで学校に持って行って学校の休憩時間に食べた。



こちらにはヨーグルトが写っている。


「夕食は日本では一番大事な食事で、一番たくさん食べる」と言ったんだけど効き目はなかった。かなり質素。下の写真はかなり良かった時の例。


食事の時には必ずサラダを食べるとアピールしたの
だが、こんな感じで別皿のサラダを出してくれたの
は計2~3回ほどだけ。

いつもの夕食はこの程度。

ビールは僕が買ったもの。




過去の短期留学の際のホームステイ宿泊費を調べてみた。すべてシャワー・トイレは共用の条件で申し込んで、その請求も「共用価格」だったが、結果的に共用だったのはサラマンカだけ。他の街は、僕専用で使わせてもらっていた。

5回目 2017年2月 サラマンカ 3食付  21€(2,625円)
6回目 2017年11月 グラナダ 3食付  25.57€(3,196円)
7回目 2018年5月 トレド 2食付 28.57€(3,571円)
8回目 2019年4月 パンプローナ 3食付  32.14€(4,018円)
9回目 2020年2月 テネリフェ 2食付  37.00€(4,625円)
 1€ = 125円 で計算 この間物価上昇はそれほど大きくはない。

これから見ると、圧倒的に安いのは学生の町サラマンカ。圧倒的に高いのは今回のテネリフェ。

2食付きの契約だと残り1食は外で食べなければならない。ボカディージョ・パンなどと飲み物でも5€くらい、バルで定食 El menú を食べると10ユーロは必要。

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