2月19日(水)学校の遠足があった
ガイドは学校の先生。一応先生はスペイン語でも一番標準的とされるカステジャーノというスペイン標準語をしゃべる。それに、ガイドする相手は生徒、つまりスペイン語をあまりしゃべれない生徒もいる外国人団体だ。だからわかりやすいようにしゃべってくれる(はずだ)。時にはゆっくりと。
これが一般募集の客に交じって参加するツアーだと、ガイドはスペイン語、ドイツ語、フランス語、英語などの複数言語を次々と繰り出して早口でしゃべる。僕など、どこからスペイン語の案内が始まったのかわからない時がよくある。
さて、ラ・オロタバ La Orotava は僕のいるプエルト・デ・ラ・クルスから3,4kmほど南東に隣接した少し小高いところにある、人口4万人ほどの小さな街。プエルト・デ・ラ・クルスが出来た16世紀の後に作られたもので、ワイン・トマト・バナナなどを生産し輸出して豊かになり、大金持ちが競って豪邸を建てるようになって出来たのがここ。
テネリフェ島には建物を建てるには強度の弱い火山岩質の石しかなく、金持ちたちがヨーロッパ本土から建築用の石を大金をはたいて輸入し、それを富の象徴としてこれ見よがしに使った家や別荘を作ったという事だ。特徴的な木製のベランダもあちこちの建物に見かけられる。
建築様式の説明もあったのだが、専門用語も多く、??と考えている内に〇〇世紀の▽▽▽▽年に誰それがどこからきて、なんて説明されても全く頭に入ってこない。
写真だけ見てください。
テイデ山の天然石をすり潰した砂で地面に絵を描く。 何日もかけて描いた絵を、祭りの日の宗教行列がその 上を歩いていく。 |
テネリフェ島のシンボル樹、竜血樹 Drago。 一般の木のような年輪がないので、確か「草」 の部類に入る、といっていたような??? |
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