2020年3月7日土曜日

なるほど ⑤ スペイン語の R と RR


先生が言っていた。日本人は の発音が出来ない、と。スペイン語学校の先生がこんな事を言うのを聞いたのは初めてだった。つまり、日本人は「利用料」も「カイロあれこれ色とりどり」も「落雷の恐れ」もみんな R ということらしい。

確かに、僕の場合は上の3つを発音してみると、「どの ラ・リ・ル・レ・ロ も下の先端が前歯の近くまで届いていない」。

僕など、スペイン人の と を注意深く聞いても聞き分けられない。先生が上のように言うんだから、つまり僕は の発音だけ気をつければいいんだという事に気づかされた。

もちろん、それとは別に、
単語の始めの R、たとえばRadioRecibir
単語の中の rr、たとえばPerroArreglo
などは、べらんめえ調に下を大きく震わせなければいけないのは言うまでもない事だが。

Alrededor なんか最悪!

もっとも、この「べらんめえ R」が大阪人の僕には極めて難しい。かなり大げさに、勢いをつけないとできない。ただ、TVやラジオのアナウンサーの発音を聞いていると、結構大げさに、発音の時間も長く発音しているのでそれで良いんだとも思う。

2 件のコメント:

  1. そうなんですよ!
    普通、舌の先を前歯の裏にくっつけて~なんて意識して
    発音しませんよね。彼らもsin quererに発音しているんでしょうが。
    聞き分けることも出来ません!
    あと、私はRの巻き舌が出来なくて、練習してやっと舌を震わせることは
    出来るようになったんですが、喋りながらは使えません。これって、遺伝的な
    もので子供でもスムーズに発音してますよね。スペイン人は生まれつき出来るんでしょうか? まっ、ジャパニョールでも仕方ないっか!と思っています。
     それにしても、お元気ですね!時差ボケは治りましたか?

    返信削除
    返信
    1. 昨年5月に帰国した時には1週間くらい時差ぼけで大変でしたが、今回はなぜか楽でした。帰国便の時間帯によるのかもしれません。
      R、RRの件、意識して、思いっきり勢いをつけてからでないと発音できません。とても会話で使えません。
      スペインの子供が先天的に使えるかはわかりませんが、この発音が上手くなるための早口言葉のようなものがあったと思います。

      削除