2025年6月8日日曜日

学校主催のサラマンカ遠足

6月7日()

集合場所はPlaza de Santa Cruz。バスがここから出るので貰った予定表にはそう書いてある。いや「貰った予定表」と書いたが、正確に言うと貰っていない。こんな重要な行事の予定表は一人ずつに配布すべき物なのにプリントした枚数が足りないのか「はい、ヒロシ、この予定表をスマホで写真に撮って!」というのだ。


そして、集合場所のPlaza de Santa Cruzだ。これを間違えればそもそも連れて行ってもらえなくなる。時間厳守、とも書いてある。行ったことがない場所なので確認のため Google MapPlaza de Santa Cruz探すとPlaza Colegio de Santa Cruzしか出てこない。これは大変、と事務の女性に聞くと「ここよ、ここ!」と、私が旅行案内所でもらった紙の地図を広げて言う。指された場所は Plaza Colegio de Santa Cruz と書いてあり、ここがPlaza de Santa Cruz です、と言う。地元の人には Colegio を省略するのは“常識”らしいが旅行者には優しくない。

少し迷いながらも集合場所には時間前に着いた。

途中のオープンマーケット
恥ずかしげもなく堂々と、、、

予定時間ぴったりの09:30に出発。参加生徒は34人。ガイドが2人。3~4人以外はアメリカ人。私以外はすべて多分21歳前後の大学生。

予定時刻の11:15にサラマンカに到着。30分のトイレ休憩。

 13:15 ― 15:45 各自昼食。私はここサラマンカに8年前に来たことがあり、4週間Plaza Mayorプラサ・マジョール(市一番の大広場の意)に近いところにある語学学校で勉強したことがあって、懐かしい。早速学校に行ってみたが土曜日で休み。そして、当時よく学友と一緒に行ったPlaza Mayorプラサ・マジョールにあるバルを探した。8年前と同じ感じで営業中で、今回もカフェ・コン・レチェ(ミルクコーヒー)とピンチョスを楽しんだ。




昼食後の観光も順調にこなした。







Valladolid 大学の言語学部の卒業式が
あったようだ。着飾って花束を持って
卒業証書を手にして街を歩いている。

予定通りの19:30分ピタリにバリャドリードに帰ってきた。ガイドからは何の挨拶(お別れのひと言)も無く、全員バスを降りたのは良いが何をすれば良いか分からず、ボヤッと立っていたらバスが突然行ってしまった。皆「あっ、これで解散なんだ!」と納得、三々五々家路についた。

 私はその時、とにかくトイレに行きたかったので一番近くにあるバルに飛び込んだ。トイレをすましてからビールを一杯注文。何か雰囲気が違う。どこかの家族が32歳の女性の誕生祝のパーティーをやっているとのこと。最近は家も狭いし食べ物を作るのも大変なのでこんなバルで家族親類のパーティーをすることが多くなっていると学校の授業のときに言ってたが、その通りの事を見ることが出来たわけだ。

 私の帰り道はバスを使っても良かったが、帰路にどこか夕食を食べるところがないかと探しながら帰ることにした。午後8時半、昼はピンチョス3個だけだったのでお腹がすいている。ま、いいか、と思うところに入った。

定食 El Menú del Día を頂戴、と15ユーロ(2,550円)の価格を指さしながら言ったら、15ユーロの価格は平日で、土日祝祭日は19ユーロ(3,230円)、もし外のテラスで食べるなら1ユーロアップの20ユーロです、と言う。ただし土日祝の19ユーロはただ高いだけでなく、メニューに書いてある料理の名前は同じでも質と量が15ユーロのとは違う、とボーイが説明。空きっ腹の私は「ま、いいかっ!」とテラスはやめて店内に入った。

選んだ料理はーーー

飲み物は赤ワインVino tinto。量が半端でなく350mlほどある。それにワイングラスではない。何か、ガスがどうこうと言っていたがわからず「はいはい、それで」と言って持ってきたのがこれ。炭酸ガス飲料で割っているようだ、 gaseosa というようだが、その割には発砲していない。なんだこれは???


サラダはEnsalada especial サラダスペシャル。おいしい、確かに量が多い。軽食一食分はある。


メインはTernera de vaca 牛肉。サラダが良かったからメインも・・・・・と期待したが大ハズレ!!大きさは私の手のひら以上にあるが薄い。厚さはせいぜい2~4mm、絶対に5mmはない。ボーイは「柔らかくって最高!」と言っていたが、これだけ薄いと繊維も切れていて柔らかく思うのだろうが、日本の薄いおいしい牛肉に慣れている私には「????」としか思えない。この肉の厚さが1cmもあったら固くって噛み切れないだろう。味は論外。



デザートはNatillas caseras 店特製のナティージャスの上にビスケットが一枚、canela シナモンたっぷり振りかけて。そこそこ。


ついでに牛肉の焼き加減の勉強。ステーキを外のレストランで食べたことがほとんどないのに、焼き加減だけは英語で染みついている。スペイン語ではどういうかをCHAT-GPTで聞くとこんな答え。

レア: poco hecho (ポコ・エチョ) ちょっとだけ焼く

ミディアム: al punto (アル・プント) または medio (メディオ) 丁度または中間

ウェル・ダン: bien hecho (ビエン・エチョ) よく焼く

今日のバルのボーイ、「al punto?」と聞くので、あっそうか、そう言う風に言うのだ知り、すぐ「それそれ!」と指示したが、こんなに薄い牛肉を焼き分けることが出来るのかなあ?

この日はよく歩いた、20,500歩。

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