2025年6月22日日曜日

土日に小遠足 Palencia と León へ

 6月21日(土)Palencia パレンシア へ

*** 追記・写真追加は後で ***

よく間違えられるそうだが、Valencia バレンシア が有名な方、Palencia パレンシア は私がいま居るバリャドリードから北に40kmすこし行ったところにある。人口は8万人足らずで大都市のバレンシアの10分の1だ。知人がいて、夕食を食べましょうと誘われたので電車で行った。パレンシアに来るのは3回目。

夕食まで時間があるので街を散歩してみようと駅前からふらふらとカテドラル方面に向かっていると音楽が聞こえてきた。商店街の一角で少人数編成のバンドが私でも知っている曲をやっていた。すると、また別の方から音楽が聞こえる。ふらふらと(暑いんです、30℃を大きく超すくらいでまさにフラフラですが)そちらに行くとバンドはなく大きなスピーカーが鳴っている。広場を囲むように屋台が並んでいてワインの試飲会をやっている。

この地方は有数の良質ワイン生産地の中心だそうだ。どんなふうに試飲するのかを説明してもらった。

1.10ユーロ(1,700円)払う。

2.ワイングラスとグラスホルダーと試飲コイン5枚をもらう。

3.通常ワインはコイン1枚、最高級ワインはコイン2枚と引き換えに試飲。

4.つまみやちょっとした食べ物は別途買う。

* 15ユーロコースもありグラスとホルダーは2セットに、コインは7枚になる。

(こちらはアベック用。アベックを知らない人はペア用)

早速10ユーロ払った。昼の開催時間があって、午後3時まで。1時間ほどしかない。昼の空きっ腹時にワインを急いで5杯も飲んだらシンドイ。これは作戦で最高級2杯、普通1杯と決めてブースを回ってみた。ところが、最高級品のブースがなかなか見つからない。

暑いしのどが渇いてきて飲みたいしで、まず赤1杯。次は白1杯。次はちょっと話してたらロゼを無料で1杯。何とか最高級ロゼ1杯。最後に赤1杯でコインを使い切った。5杯飲んでしまった。

日ごろワインを飲みなれていて質が分かるこちらの人の事、下手なワインが有るわけがない。その中でも最高級を1杯飲んだ私。「どう?感想は?」と聞かれても答えのしようがない。

結構しんどくなりネット予約の安ホテルへ。このホテルについては後の機会で。私の無知で起きた小事件があった。大したことではないのでご心配なく。

夕食の約束はなんと夜の10時半から。「日本なら、そろそろお開きに」の時刻。友人女性とその友人と3人で夕食。手作りの Caldo de gallina 鶏のブイヨンとコカ・コーラ割の赤ワインをたっぷり。

2人とも病院勤務(主に夜間)の介護士。日勤や夜勤や当番や休みをいつとるか、などをまくしたててる。私が聞き取れるのはごくごくほんの僅か。それでも知らん顔して聞いてるが、話がたまに私の方に触れると話のスピードが急に落ちる。2時間以上たった夜中過ぎにホテルまで送ってくれた。「ワイン飲んだでしょ?運転大丈夫?」に、「私飲んでないから。明日朝7時から勤務だから飲んでない」そうだ。


6月22日(日)

午後一番の電車でパレンシアからレオンに移動。

ここには大聖堂があって是非見てきたら?と勧められ、パレンシアからも近かったので行った。ここも暑い。街のあちこちにある気温表示は30,32,35℃を指している歩くのもシンドイ。倒れないようにゆっくりゆっくりと・・・・・1.3km。

入場できるのは午後3時。正門の真ん前にあるバル(レストラン)で食事。こんなところで食事すると高くつくが、最低限のものにして済まそうと座った。

午後3時開門。一般7ユーロ、65歳以上の年金生活者6ユーロ。QRコードが印刷されているチケットを渡された。スマホで読み取ったらいろんな国の言葉で解説が聞けると。スペイン、英語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、あと2つ3つ。「日本語は?」と日本をアピールするために、そんなのはないことが分かってわざと聞いた。係員もほかの観光客も笑ってくれた。

一般人向けの解説もあったが Para Niños (子供向け)と言うのもあったのでスペイン語子供向けを選択して聞いた。さすがに難しい話はなかったが(なかったと思うが)、それでも宗教に関するものなどは日ごろその単語に接していないので難しい(じゃなくて、わからない)。

小さい窓にステンドグラスがびっしり。中に入ってよかったのは、外ほど暑くないこと。ボヤーと聞いてボヤーと内部を散歩して、帰りの電車待ちに駅に帰った。何せ暑いので、ミュージアムや名所に行く気がしない。健康第一。

夜の9時半にバリャドリードのファミリー宅に無事帰宅。万歳!!!!!

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