16日間の「暮らすように旅するパリ」を完結、パリを想い出しながらのお話・・・
演奏会
路上パフォーマンスならぬ「車内演奏会」が頻繁にある。アカペラ、ギター、サキソフォーン、バイオリン、クラリネット。たいていは一人だ。小さなアンプを持ってバックの演奏を流すこともある。結構うまい人もいる。チップをもらって生活をしている人だろう。僕はあげたことはない。
携帯電話
禁止されていないようだ。と言うか、たくさんの人が堂々とやっている。地下鉄の走行騒音が大きいのと、車内演奏会なんかを堂々とやっているので、携帯電話の話声なんて全く気にならないんだろう。車内の様子 1 |
日本でもそうだが、混んでいても荷物を隣の席に置いて堂々と2人分の席を占領する人がいる。席を譲らず平然としている。あるとき、妊婦が乗り込んできた。その妊婦は座っている人に向かい「席を譲ってください」(と言ったと思うんだが、何せフランス語はわからないもんで・・・)と堂々と要求して、スッと座った。
車内の様子 2 |
日本でも地方の路線を走る鉄道でよくあるが、パリの地下鉄のドアは自分で操作をして開けるのがほとんど。車両が完全に停止する前に操作が可能になるので、気の早い客は電車が完全に停止する前にドアを開けてしまう。結構スピードが残っているのでホントに危ない。乗降客が多い路線では開閉がすべて自動(運転手化車掌の操作による)になっているのもある。
右のレバーを上にあげるとドアが開く。ボタンの事もある。 |
乗車並び
「整列乗車」なんて言葉はないようだ。電車に乗るのに並んでいる人など見たことがない。転落防止のガードが付いた路線もある。 |
車掌
車掌さんはいなかったような気がする。運転席に運転手一人だけ?路線によって違うのかな?駅名をアナウンスする路線もあるが、それもテープ?
駅間隔
短い。200m位しかないのもあるかもしれない。1、2駅なら路上を歩いたほうが早いこともある。
防犯カメラ
駅構内も地下道内も結構防犯カメラが設置されている。夜11時以降の深夜遅くに乗ったことはないが、結構安全なようだ。ただし一人歩き、特に女性の独り歩きの場合はわからない。また、特定の路線や特定のスポットでは危ないところもあるのかもしれない。地元の人に聞いてから乗るようにしよう。駅内通路には店もあるところもある。 |
回数券と5日券
地下鉄、バス、国鉄など共通で乗れるのや、地域限定(ゾーンという)になっているのやら、結構複雑。こんなのをフランス語(または、英語)で理解するのは普通の人では無理。日本語のガイドブックでよく勉強するのが不可欠。
1回1.90ユーロだが10枚で13.30ユーロになる回数券は結構良い。複数の人で使える。
5日券も買ったが、一日に何回も使う人は有利。ただ、券裏の磁気部分が怪しくなって来るのか、4日目5日目になると改札ゲートが開かないことがしょっちゅう起こった。そんな時はいちいち駅員を呼んでいられない、ちょっと作戦を講じて “くぐり抜けた” のであった。
これは地下鉄の改札口ではないが、地下鉄のも似ている。 |
エスカレーター・エレベーターが極めて少ない
荷物を持って移動するのには極めて不便だ。当然、乳母車なんかも二人で担がないといけない。身障者などの車椅子は、まず無理だろう。
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