2013年6月10日・記
今年のパリは25年ぶりの異常気象らしい。
日本を発つ前の天気予報では、パリに着く日あたりから10日ほどずっと雨の予報だった。予報通り、5月29日に着いたときは雨模様で、寒かった。幸い3、4日後には晴れ間も見え始め1週間ほどはそこそこの良い天気が続き、気温も15℃くらいだったのが25℃近くに上がるようになった。
それが昨日からまた雨模様。
パリはあまり雨が降らないので傘をさす人が少ない、とここに住む日本の方が言っていた。でも、さすがに最近の雨の多さに傘を買う人が多くなっている、という事らしい。
陽がさすと暑いが、雨が降り風が吹くと途端に寒くなる。Tシャツの上に持参のダウンコートを着ることもあった。
「パリの生活」は、今日を含めてあと3日。今日の天気予報は、「雨、最高18℃、最低13℃」。もっとも、パリのTV天気予報はまったくあてにならない。ほとんどはずれだ。
今日の予定は、紅茶を買って、パッサージュ(アーケード商店街)を散歩し、トイレットペーパーを買う事。アパルトマンにはトイレットペーパーは1巻しかついていない。あと3日なので1ロールで十分なんだけど、そんな単位では売ってないだろうなあ。
12時10分アパルトマンを出た。 [ここまで、10日昼・記]
12時10分アパルトマンを出た。 [ここまで、10日昼・記]
まず、有名紅茶店へ。
これは展示品だが、こんな天秤秤で「100g」などと量り売りしてくれる。 |
次はルーブル美術館のすぐ北にあるパッサージュふたつ。地図を頼りに行ってすぐ分かった。どちらも歴史のある有名なパッサージュだと案内書に書いてあり、衣類の高級店や本屋さんなどいろんな店が入っているが、人通りがほとんどない。日本の地方の商店街のようだ。景気が悪いのだろう。日本ブランドの高級ブティックもあったが、週に1着も売れるんだろうか、と心配する。
その一角にあるビストロに入って午後2時半ぐらいと言う遅めの昼食をとった。ここも有名らしくガイドブックに載っている。日本語のメニューもあった。ただ、すいていたのにメニューもってくるのに15分くらいかかるという緩慢さ。味は悪くないが、パリ価格で結構高い。
「ルッコラ添え」とメニューにはあったが料理にも、添えたカップにも一杯。 |
お腹が落ち着いたので、エッフェル塔へ。前に行ったが、下をもぐりくぐり抜けただけだった。
今日も、観光客が一杯。40分並んでやっとエレベーターに乗り込んだ。その間、2度のセキュリティチェック。パリに来たんだからやっぱりエッフェル塔には上らなくっちゃね。
チケット購入、入場の行列。 |
大きな公園、庭園がいくつも見える。豊かだなあ、とうらやましく思う。 |
帰りのエレベーターも結構行列ができていたので700段(ガイドブックによる)の階段で降りることにした。何年か前に東京タワーに登ったがその時も降りるのは階段だった。ゆっくり降りても15分ほどだった。
階段での出口。
上を見上げると鉄骨がレースのように見えて美しい。
まだ外は明るい、16時45分。タワー近くから出るセーヌ河クルーズ船に乗った。1時間20分ほど。JCBプラザでもらった割引券でひとり7.7ユーロと半額近くで乗れた。
セーヌ河畔で楽しむ人たち |
無機質とも思える鉄骨も、細部を見ると結構美しいのにびっくり。 |
今日の予定は、残り買い物だけ。トイレットペーパー、ビール、ビスケットを買いこんで、帰宅は21時30分だった。
とても魅力的な記事でした。
返信削除また遊びに来ます!!
ご感想ありがとうございます。
削除また読んで頂けるよう、一所懸命書きます。