2013年6月9日日曜日

モネの里ジヴェルニーに、ハス・花・小舟・池・太鼓橋・浮世絵

6月8日(土): 16日間の暮らすように旅するパリ」---第11日目

2013年6月8日・記

今日は、パリから北に列車とバスで1時間半ほどの所にある、ジヴェルニーに行ってきた。

団体ツアーと違って、個人で旅行すると小さなトラブルやわからないことがいろいろ発生するが、今回は切符の購入が列車の発車時刻に2分間に合わず、次の列車まで2時間待たされたお話。

アパルトマンから歩いて15分、サンラザール駅からジヴェルニーに向かう列車が出る。駅には10時10分に着いた。列車は20分発。10分あれば切符を買えるだろうと思っていたのだが、駅は大混雑。同じ列車に乗ると思われる人が一杯。そしてその切符を買う人が列を作っている。

対面の切符売り場は20、30人。10分ではとても買えそうにない。

(このあたりの混雑具合を写真に撮っておけばよかった。その時は、そんな余裕はなかった。)

タッチ画面に向かって入力をしていって切符を買う自動販売機もたくさんあるが、ぜんぶ7、8人が列を作っている。こちらも結構時間がかかる。行き先をABCで入力し、いつ乗るのか、何人か、片道か往復か、を確認しながらOKなら最後にクレジットカードを入れて完了、切符が印刷されて出てくる。

ひとり2、3分はたっぷりかかる。一応言語を選ぶ画面が最初にあり、英語でやるのだが初めて使う画面だから全部読むのに結構時間がかかる。残念ながら日本語の画面はない。

外国人かと思われる何人かは、自動販売機で切符を買うのをあきらめ立ち去った。使い方がわからなかったり、支払いでカードを拒否されたり、いろいろ。

発車まであと3分、僕達の番になって、突然若い女の子が「私の列車が発車間際で非常に急ぐので先に切符を買わせてください」(フランス語でそういったようだ)と割り込んできた。こちらも急いでいるので、それはNon.

僕たちの後ろに並んでいた現地の人らしい夫婦が、僕達が切符を買うのを助けてくれた。僕が画面の説明をいちいち全部読んでいたらとても時間がかかってどうしようもない、助けてやろう、という事だ。

それでも、切符を手にしたのは列車の発車時刻を3分過ぎていた。次の列車は2時間後の12時20分。あ~ぁ、2時間なあにをして時間をつぶそうかなあ。

   オペラ座近くの百貨店、ラファエルに行って時間つぶし。

今度は無事12時20分の列車に乗れた。それにしてもものすごい人の数。長い編成の列車は満員。座席指定のない2等車だ、座るところを探すのも一苦労。やっと空席らしきところを見つけた。荷物が置いてある。「空いてますか?」と聞いてやっと座れた。


日本も同じだがこちらも、自分の荷物を横の座席に置いて、混雑しているにもかかわらず荷物を膝の上に乗せようとせず、知らんふり。そんなのが多い。マナーが悪い。

普通はベルノン駅まで直通のはずが何かの影響でこの日は乗り換えが必要。始発のサンラザールで乗り込んだ人がほとんど乗り換えると思っていたのだが、乗り換えのための下りた人は30人ほど。みんなモネの里に行くのかなと思っていたら、まったく違った。こっちの方面に別の人気街があるようだ。
乗換駅で

モネの里に行くと思われる2、30人。

3両編成の電車はガラガラ。
 これだけしかモネの里へ行かないの? それじゃモネの里はがらがらだ!

到着電車に合わせたモネの里行バスは、すぐ前に来た電車の客だろうかたくさん並んでいて2台が満員になって行ってしまった。

「10分後に来るから待っていてください」と、運転手。


ようやくモネの里に到着。バスを降りて入園口に行くと人がいっぱい。みんな電車・バスを使わずにツアーバスや自家用車で来ているようだ。大変な混雑、混雑、混雑。

ちっとも進まない入園を待つ行列。
45分かかってやっと入園できた。支払いが現金なら早いのだろうけど、僕たちを含めほとんどの人はカード支払い。認証やピンコード入力やらで時間がかかる。

園内は花いっぱい。人もいっぱい。狭い通路では、すれ違うのも苦労するくらい。



夕方までいて、疲れたので帰途に就いた。この日も歩いた。14,932歩。
 

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