2013年9月23日月曜日

コルドバに遠足


9月21日(土) セビージャ 8日目 スペイン語学校は休校日 課外活動でコルドバに

朝9時にあるホテル前に集合。全部で40人ぐらいはいただろうか。中型と小型バス2台に分乗。僕は小型の方だったが、集合した時には20歳代の若い人もたくさんいたのに、小型バスの中を見ると、ほとんどがシニア世代。年代層で分けたようだ。日本人は僕と、単身女性と、夫婦一組の計4人。

定刻に出発。1時間45分を予定。

バスの中から異様なものを見た。タワーの上が光っている。1本だけ。強烈な光だ。聞くと太陽光発電とか。あそこから太陽光を反射して、地面に置いた発電パネルに光を当てて発電しているとか。僕は光の向きが反対じゃないかと言ったんだが「いや、そうじゃない」とガイドの先生に否定された。


太陽光をタワーの光ってる部分に光を集中させて「太陽熱」発電をやっているんじゃないかと思うんだけど。

9月24日記: ネットで「太陽熱発電」で検索してみたらすぐにヒットした。ヘマソラール Gemasolar という結構有名な太陽熱発電所で、このタイプのものとしては世界初だという。
地上に敷き詰めた鏡で太陽光を反射させタワーの一点に集中させその熱で発電する。
早速先生に教えてあげよう! 見学できるのなら、近い将来、遠足場所候補になるかも知れない。

これを見た後は、日本でもやっている、広大な土地にパネルを敷き詰めた太陽光発電や、3本プロペラの風力発電を結構たくさん見かけた。
 
コルドバの街は、主な見どころを先生が説明してくれながら見て回る。ほとんど100%僕には聞き取れないけど、みんなに合わせて「うんうん」とうなずきながら聞いている。ときどき、先生も確認のため聞いてくる。「わかった?」。わからないけど、いつも「UN POCO (ちょっとだけね)」と答えるのだった。
 


 
 
 
お昼は自由時間で、みんな勝手に食べることになっていたのだが、みんな勝手がわからないから先生推薦の所に、先生推薦の料理を食べに行こう、という事になった。


好きな飲み物は別々。ほとんどが白ワインで赤ワインが少し。水が一人、僕のビールが一人、だったかな?

食べ物はお任せだったんだが、どうしても食べたい料理がある人は独自のを注文。僕の右横二人の女性はサラダを頼んだ。

肌色のがサルモレッホSALMOREJO
 
サラダが一番に来た。右横一人はさんで向こうの女性はすぐに食べ始めた。ところが、すぐ横の女性は食べ始めない。僕より若干年上のようだ。「どうぞ食べ始めてくださいよ」と声を掛けたら、「いえ、皆さんの料理が来るのを待ちます。これは、私の行儀、国の文化の問題です」と返してきた。イタリアの女性だった。

国の文化を背負って外国に旅行に来ているんだなあと、僕も姿勢を正した。
 
コロッケ




左のがフラメンキンFLAMENQUIN、右こちらがイワシ?のフライ

名前不詳


 
料理は食べきれないほどたくさん出てきて、ワインも追加、僕のビールも追加。すべて割り勘で16ユーロ(2,160円)だった。



僕の学生時代、アンダルシアは結構回った記憶があるので当然コルドバも、と思っていたが、最大の目玉のメスキータを見ても思い出せない。きっとコルドバは来なかったに違いない。





17:15 帰途に就いた。セビリアには1時間45分の予定。


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