「マタラスカーニャスMatalascañas 国立公園」とは僕が勝手につけただけ。
マタラスカーニャスと言えばこれ、と言う感じの海に浮かぶ遺跡。 |
マタラスカーニャスに午後4時過ぎ着いた。小さなこぎれいな街で、海水浴シーズンにはにぎわうらしいが、町は閑散としている。
駐車場から海岸近くまで行ってそこで解散。 えっ? 何かあって案内してくれるんじゃないの?
帰りの時刻まで4時間少しある。取敢えずお昼ご飯を食べていないので、とバールに入った。海辺なんだから、と「Gambas a ajillo (海老のオイル煮、というのかな?)」とビールを頼んだ。この料理は前にも食べたことがあり、非常においしかったし、値段もTapa
にしては少々高いのはわかっていた。メニューには10ユーロ(1,350円)とあった。
先に来たビールを飲みながら、海の街だし「どんなすごいのが来るんだろう、普通よりもちょっと高目だし」と期待して待った。
来た来た!! ・ ・ ・ ・ ・ 「?????」
これは、食べてる途中ではなくて、運ばれてきてまだ手つかずのもの。 |
「これはないでしょ」と突っ込みたくなる『惨劇』と言ったら良いのか『散々劇』と言ったらよいのか。情けなくなるほどの料理だった。小さな海老が15匹ほど、オリーブオイルの中で泳いでる。
前に食べたのは、小さな皿の中にもう少し大きな海老が一杯、オリーブオイルが泡立って音を立てていた。そんな光景とは大違いだ。
気を取り直し、バールを出て浜辺へ。砂は細かく、真っ白ではなく少し黄味がかっていた。海岸はゴミが少なく美しい。2、3kmあるんだろうか。靴を脱いで海に入ってみた。まだ十分泳げる水温だ。何人かは泳いでいた。水の透明度は低くせいぜい10cmとか20cmと言う程度で緑色をしている。
浜辺には人は少なく、日光浴をしているカップルなどが十組以上いた。女性何人かはブラをはずして日光浴だ。
水着を持ってこなかったし、じっと浜辺に座っているのも暑いので、街を散歩した。
小高い小さな丘のようなのがあり、遊歩道が作られていた。 |
「夏の家」になっているのか今使っている様子がうかがえない家・アパートメントがたくさんある。「売ります」とか「貸します」と書かれているのも結構ある。不況のせいなのかな?
街の中心にも行ってみた。ちょっとした広場になっている。人がいない。人が二組と猫が一匹だけ。「ここが市の中心ですか?」と聞いたら「ええ、村の中心です」と言うような答えが返ってきた。
ここで帰りの待ち合わせ |
眠くなり、うとうとしている内にSevillaに着いて、今日の遠足が終わった。
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