2013年9月26日木曜日

マタラスカーニャスMatalascañas 国立公園

9月25日(水) セビージャ 12日目 スペイン語学校2週目 課外遠足はマタラスカーニャス

「マタラスカーニャスMatalascañas  国立公園」とは僕が勝手につけただけ。
 
マタラスカーニャスと言えばこれ、と言う感じの海に浮かぶ遺跡。
遠足はセビージャから南西に95kmほど、バスで1時間余り走ったところにあるマタラスカーニャス Matalascañas。と言っても、それがどんなところか全く知らなかった。35人乗りの貸し切りバスに生徒と先生・添乗員の計25人くらいで行った。

マタラスカーニャスに午後4時過ぎ着いた。小さなこぎれいな街で、海水浴シーズンにはにぎわうらしいが、町は閑散としている。

駐車場から海岸近くまで行ってそこで解散。 えっ? 何かあって案内してくれるんじゃないの?

綺麗な海岸。今はシーズンオフに入って人は少ない。

いやそうじゃないみたい。みんな好き好きに「マタラスカーニャスの夕刻を過ごそう」と言うのがテーマらしい。

帰りの時刻まで4時間少しある。取敢えずお昼ご飯を食べていないので、とバールに入った。海辺なんだから、と「Gambas a ajillo (海老のオイル煮、というのかな?)」とビールを頼んだ。この料理は前にも食べたことがあり、非常においしかったし、値段もTapa にしては少々高いのはわかっていた。メニューには10ユーロ(1,350円)とあった。

先に来たビールを飲みながら、海の街だし「どんなすごいのが来るんだろう、普通よりもちょっと高目だし」と期待して待った。

来た来た!! ・ ・ ・ ・ ・ 「?????」

これは、食べてる途中ではなくて、運ばれてきてまだ手つかずのもの。

「これはないでしょ」と突っ込みたくなる『惨劇』と言ったら良いのか『散々劇』と言ったらよいのか。情けなくなるほどの料理だった。小さな海老が15匹ほど、オリーブオイルの中で泳いでる。

前に食べたのは、小さな皿の中にもう少し大きな海老が一杯、オリーブオイルが泡立って音を立てていた。そんな光景とは大違いだ。

気を取り直し、バールを出て浜辺へ。砂は細かく、真っ白ではなく少し黄味がかっていた。海岸はゴミが少なく美しい。2、3kmあるんだろうか。靴を脱いで海に入ってみた。まだ十分泳げる水温だ。何人かは泳いでいた。水の透明度は低くせいぜい10cmとか20cmと言う程度で緑色をしている。

浜辺には人は少なく、日光浴をしているカップルなどが十組以上いた。女性何人かはブラをはずして日光浴だ。

水着を持ってこなかったし、じっと浜辺に座っているのも暑いので、街を散歩した。

小高い小さな丘のようなのがあり、遊歩道が作られていた。
 

「夏の家」になっているのか今使っている様子がうかがえない家・アパートメントがたくさんある。「売ります」とか「貸します」と書かれているのも結構ある。不況のせいなのかな?

街の中心にも行ってみた。ちょっとした広場になっている。人がいない。人が二組と猫が一匹だけ。「ここがの中心ですか?」と聞いたら「ええ、の中心です」と言うような答えが返ってきた。


街、と言うか村の中心
することもなく、見るものもなく、あとの1時間を、別のバールに入ってジュースを飲み半分居眠りをしながら過ごした。
 
ここで帰りの待ち合わせ
この地域一帯が国立公園に指定されているようだ。帰りの車窓からは、特異な形をした背の低い松の木が群生している様子が左右に広がる。

 
 

眠くなり、うとうとしている内にSevillaに着いて、今日の遠足が終わった。

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