9月29日(日) セビージャからカディスへ移動 カディスおばさん宅に向かう
朝10時
トリアナおばさん宅を出た。「あなたのセビージャの家はここですよ、次はいつ来るの?」とお愛想を言う。「Beso (挨拶の口づけ)を!」とおばさんが言って、僕がまず右ほほを、次に左ほほを合わせ「チュ!」と音を出す、お決まりの挨拶をして戸口で分かれた。タクシーで長距離バスが出るターミナルに行った。時刻表も前に調べておいたので問題はない。
窓口で「カディスまで片道」と言って切符を買って、出発時刻の11時まで待つ。
48人乗りのバスは定刻に出てカディスまで約120㎞、1時間30分。順調に進む。高速バスなどでは日本ではシートベルトをするが、ここでもと思ってベルトを探すが、ない。他の座席を見てもない。そもそもベルトが設置されていない。なにか、腰のあたりが不安定な気がしながらも、無事カディスに到着。
15:30
昼食をとったり、時間つぶしをして、下宿先に約束より30分早い時刻に着いて呼び鈴を押した。「日本から来ました」。すぐわかってくれ、エレベーターで5階へ。あいさつをして、部屋に案内された。ベッドが2台あり、台湾メーカー「acer」の20型テレビまである。勉強机がないのが難点。廊下を挟んで斜め向かいに僕専用のバスルームがある。バスタブはないがちょっといいホテルのバスルームのような感じ。
夕方
周りを散歩した。カディスは素晴らしい歴史的建造物が保存されている旧市街とその南側にある新市街に分かれている。下宿と学校は旧市街から少し新市街に入ったところで、風光明媚な砂浜が広がる海岸が100m程の所にある。さあ、明日から新たな環境で勉強だ。どんな先生とどんなクラスメートに会えるんだろうか。
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