2013年9月27日金曜日

欧米人の会話力には驚かされる

9月26日(木) セビージャ 13日目 スペイン語学校2週目


僕のクラスメイトは、中国人1、スイス人1、フランス人1、ドイツ人1、カナダ人1、アメリカ人2と思われる。

 
スペイン語学校CLICの中庭

 
このクラスが始まった今週の月曜日に自己紹介をしたんだが、良くわからなかった。それにしても彼らの会話力には驚かされる。

動詞の活用や、物の名前などろくに知らないし、時計の例えば「3時40分」をスペイン語で言うのすら考え込んでしまう癖に、先生が「あれしなさい」「これしなさい」なんて指示には即座に反応してる。また自分からも発言してる。

僕など、何をしたらよいかわからなくて隣に座っているクラスメイトに聞くのがしょっちゅうだ。小さい時から発言することを鍛えられている欧米の人は、コミュニケーションが上手なんだろう。
 
こんなことがあった。
夜中に道を歩いていたら後ろから突然声をかけられた。僕の名前を呼ぶ。クラスメートだ。
また、広い道路の向こう側からかすかに僕の名前を呼ぶ声が聞こえた。僕を見かけたので声をかけたようだ。
そしてまた、今日は学校を出るとき、「アディオス(さようなら)」なんて知り合いに挨拶していたら、はるか遠くから大きな声でサヨナラのあいさつを僕に贈る複数の声が聞こえた。
 
僕なら、と言うか日本人なら、そんなに遠くにいる人に単なる挨拶の言葉なんか掛けないと思う。
 
それに加えて言語の類似性だ。もともと彼らの言葉は、単語の70~80%は似ているから類推しやすいという大きな利点があるので、何と言っても有利だ。
 
日本人にとっては、外国語を勉強する「素質」とか「向き不向き」と言うのがやはり存在するように思う。自分からどんどん他人の中に入っていける外向きの人、人と話をするのが好きな人、人を面白がらせたい・笑わせたいと思ってる人、なんだろうか。

僕には大きな大きな壁が存在しているのは否めない。いまのところ、外国語をやっているのが苦痛ではないから、もう少し続けてみよう。

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