9月23日 土曜日
学校の先生にはいつものことだが「ヒロシ、週末の予定は?誰か友達と一緒に行かないの?」と聞かれる。そんなに簡単に食事したりちょっとバルで飲んだり、ましてや一日のハイキングを一緒にしようなんて友達が直ぐにできるのが不思議で仕方がない。土日の一人行動で話し相手がいないのが寂しい時もあるが、一人で気楽な時もある。
今日は家のセニョールが薦めてくれた、デニアから東南東に続く海岸線の道路5㎞をハイキング、最後に地中海全体を見渡せる位置に16世紀の昔に作ったと言われる塔 Torre del Guerro (Guerraではない)まで登る1㎞程の山登りするコースを楽しむ。
週末の朝食はいつもより30分遅い9時と約束している。
セニョールとコースを確認して10時20分出発。
たぶんオレンジと思うがまだ緑 |
海岸沿いには建築中の別荘がいっぱい |
ちょっと休憩 |
レストラン“MENA”に13:00到着。人がいっぱい。とりあえず入ったが「今日は予約なしでは席がありません」と言われ仕方なくカウンターでビールを1杯。こちらで生ビールはカーニャというがサーバーから注いでくれる。特別に「大きいのを」と言わないと普通は200㏄ほどしか入っていない。ここでも1杯 2.50€(400円)だった。ただ、こちらはピーナッツつき。
この海岸線、公衆トイレがないので必要な時はバルやレストランに入って一杯飲んでから借りなければならない。トイレも借りてひと段落。
こんなイケメンが対応してくれた |
「なにか食べたいいんだけど、席が空くのを待っていたらだいぶ遅くなる?」と聞いたら、「カウンターでタパを食べるだけならいいですよ」と言ってくれた。せっかく家のセニョールが薦めてくれたレストなんだから何かを食べなくっちゃと「タパでOK」した。 *タパというのは何か飲み物を飲むときに、一緒に食べる突き出しのようなもの。量もすくなく小皿。
タパのメニューを持ってきてくれた。スペインのバルやレストランには商品サンプルや写真はほとんどないので、この時が一番困る。デニアは乾燥タコが特産と聞いていたのでそれを頼んだら16.50€(2,640円)で「こんなにちょっとしかありませんよ(と、指でつかむようなしぐさ)。おなかが膨れませんよ」とほかのものを薦めてくれた。それがNo.28の品。一つ知らない単語があったが「OK、OK」。
あとは順調に塔に到着。ゆっくり一周して下った。
体力を使ったので帰りはバスに乗ることにして、1時間に1本のバスで帰宅。
帰ったらここのセニョールとひと悶着。僕は彼が紹介してくれたレストランで食べるよ、と言っていたのにそれが通じていなくて、彼は昼食を作って待っていたらしい。「嘘をつくな。こんなことは2度とあってはならない」と怒っていた。「認識の違いあったら困るので、大事なことはお互いチェックし合おうね!」と言う位が正当なところだと思うのだが、「噓をつくな」には正直なところ驚いた。
夕食の夜8時。いつもの通り彼が作ってくれていて、昼のことを引きずることなく、色々教えてくれた。
チキンのビール煮込み。ワインを少し入れるのは分かるが、チキンを(フライパンで)料理したあと鍋に移し、チキンがヒタヒタに隠れるまでビールを注いで25分ほど煮込む。それを別に作った野菜汁でさっと煮る。*と言っていたかどうか正確にはわからない。「ビールを1リットル」使うのは確か。ビールは使う種類によって風味が異なってくる、黒ビールとか○○ビールだとか・・・・
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