軽い朝食を頂いて、そのあと家の主人が街を案内してくれた。気温は28~29℃、湿気もわりに高いので暑い。ほとんどの人は半そで短パンで、女性はノースリーブ。街の人口は4万5千人ほどだが夏のシーズンにはその2倍の観光客が押しかけて賑やかになるらしい。今は観光客もほとんどいなくなり、里帰りしていた学生たちも学校があるところに戻りつつあるので来週はさらに寂しくなる。
家から通りに出るとすぐそこに山がある |
学校は家から歩いて5分 |
居住民にはロシア人やドイツ人やイタリア人が多く、それぞれ一か所にまとまり自国語で生活する人も多いらしい。7日8日に泊まったビナロスもそうだが東洋人らしい顔は今のところ一人も見かけなかった。まだ中国人の大群が押し寄せていない隠れたリゾート地かもしれない。
散策から帰ったら午後2時半の昼食。ここバレンシア州はパエジャの本場なので、出てきたのがパエジャと思ったがそうではなかった。正式な名前は Arroz al horno (オーブン仕立てのおこめ)という。
この写真は Hector Medina さんという方のレシピサイトから借用したものです。(と書いても無断借用で違法なのかな?)ファミリーが作ってくれたのはこれと全く同じ。茶色の陶器の鍋、モルシージャと言うソーセージ、トマト、肉、ニンニク、ガルバンソー豆、ジャガイモ、サフラン着色のごはんなど寸分たがわず同じ。これを参考に作ったとしか思えない。
正式なパエジャは火で炊くがこれはお米中心に具材を混ぜ込んで陶器の器に入れてオーブンで焼くという。味はというと、パエジャとほとんど似たようなものと思うがこちらの人は「全く別物で、味も香りも、食感も全く違う」という。僕には、ご飯が少し炊き足りていないかと思うくらい芯が残っているように思えた。コメの種類も違うし、炊き方も違うので差はある。おいしいのは確か。
夕食時、食事や部屋の様子など写真に撮ってブログの載せてよいかと聞いたら「全く問題なし」との返事を頂いたので、ここから写真を載せることにする。
夕食はボカディージョ、トマトサラダ、豆とソーセージの炒め物 |
この家には5年前に引っ越してきて自分たちでデザインし、家具屋さんに発注し、自分たちでこなしたらしい。ご主人の兄弟が大工だと言っていたのでその助けもあったのかもしれないが、若い人が好む色使いやデザインを採用している。徐々に写真をアップしていく。お楽しみに。
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