2023年9月26日火曜日

9月26日 火曜日

今日は話題盛りだくさんで、宿題をしている時間がないほどブログに時間がかかりそうなので相当端折って(はしょって)書く。

今日のお昼はこれ。白いご飯と魚(今日の魚はMerlusaメルルーサ)にトマトソースかけ。サラダは松の実入りホウレンソウ。



夕食はこれ。すべて、3人で取り分けて食べる。


左上のは、アンダルシアではビールを頼んだ時につまみに出てくる子供の菓子のようなスナック、ピコと言ったかな、それが食事の時にパンとともに出てくる。

左下の白い長いの。一見シラスの長いのでこちら独特の魚かなと思った。海の魚?--No.  川の魚?--No.  湖の魚?--No.  わからないなぁ、降参、と言う「surimi」と教えてくれた。どこで泳いでるの、と聞くと「どこかなあ」とはぐらかす。それにしても頭のようなものがない。おかしいなあと思いながら、それ、スパゲッティかパスタかそんなもの?と聞くと、いやいや魚から作る「すり身」(日本語)だという。ここで「すり身」の話で盛り上がり。

中央のサラダは、中央にらっきょより少し大きめのミニ玉ねぎとトマトが赤く飾ってあって、周りにレタスを縦に六つ切にしたのを置きその上にアンチョビを載せている。もう一つ白ピーマンのような辛いのが添えてある。

右下の四角の容器にはピーマン。

右端はアスパラガス、ナスとアボカドのスライス、セタ(キノコ)の焼き物。

別に写真には写ってないが先日出てきたロシア風サラダ。

話はすり身から始まり、ウナギの稚魚、ウナギ、わかめ、海苔、ウニまで。魚に戻り「globo(球体)」の話。丸い魚ならフグだろう言うとズバリ。「あんな危険なの、あなたは食べた事があるの?」と聞くので「当然」と返事をし、調理には免許が必要なことを説明。皿の模様が見えるほど薄切りにするのが調理師の腕の見せ所、まことしやかに説明。

魚や肉の薄切り、それも生食はイタリアでもカルパッチョがあるよとセニョールも負けていない。

一転、話は高級食事に移り、スペイン語は知らないけど「Foir」が大好き、セニョーラが自分の横腹を指しながら「カモのここ」と言う。Foieはフランス語で発音は「フォア」と言うよとニコニコ。フォアグラだ。すぐわかった。

高級食材の次はトリュフ。そしてキャビア。

突然話題一転、Akita 話。今や世界中で有名なのでで秋田犬の事なのだろう。有名だということ以外何も知らない。適当に話を合わせていると、こんどは「ハチコウ」の話。かの有名な渋谷の交差点の・・・と言うと「知ってる知ってる、テレビで見ている、その交差点」と。忠犬の由来は知らなかったので適当に脚色して話してあげると、「そうだったの!」と感激!

話は食べ物のプラタノとバナナの違いについてご夫婦の説教が始まった。「あなた(僕の事)この間カナリア諸島に行ったでしょ? 1か月もいたのに向こうでプラタノを食べなかったの?

「スペイン以外のヨーロッパの国ではバナナしか食べないけど、スペインでは区別して食べるのよ」と。

左がバナナ、右がプラタノ。
プラタノのほうの皮が黒っぽいのは冷蔵庫に入れていたせい

バナナは実が黄色っぽいけどプラタノは幾分白っぽい。プラタノのほうが香りがよくおいしい、とセニョールが言う。僕が昔アフリカで聞いた話では、プラタノは皮が緑の時に収穫して調理して食べる、と言う事だったが、今のスペインでは違うようだ。どちらもフルーツとして食べる、と言う事らしい。この家だけかも????

学校の話のもどる

B2の初日を何とかクリアできたので、気分は昨日の朝よりまし。

先生がみんなに「今日はどんな話題で話しましょうか?」と聞く。国際、国内、スポーツ、政治、社会、経済、ファッション、文化? 結局先生が用意した「Okupa = Ocupa 不法侵入者」になった。どの話題になっても、自分ながらに発言出来るほどの知識を持っていない。

Okupa というのは近年スペインで社会問題になっている案件らしい。空き家に勝手に入り込んで生活をはじめ、警察は「人権」か「居住権」か何かの法律で手が出せない、という問題。先生の話は何となく分かったが、「さあ、皆さんならどう解決する?」と聞かれてもねぇ。

「私なら、政府に〇〇することを提案するんだけどなぁ」という言い回しを使って、あなたの色んな意見を言ってくださいーーーまず日本語で組み立ててから、スペイン語に翻訳して、などとい暇はない。トホホ! その日本語さえ出てこないんだからスペイン語での意見などは程遠い。でも、ロシア人やスイス人はなんでも出てくるんですね。

Spanglishという言葉がある。スペイン人がしゃべる独特の英語、という意味だが、Rusañolと言ったかな?ロシア人はロシアの発音で堂々と言ってくる。

法律、麻薬、家を買うときの銀行ローンからさらにビットコインの話。ついていけない。

午後の授業も似たような話。日本にファンタジックな話ってある?話して! と言われたが、そもそも話が思い浮かばない。浦島太郎なんかがそうなんかなあ? そうだ、鶴の恩返しがちょっと幽霊っぽいからよいかなと思うのだが、なかなか即席では僕の語彙力では感激させるには至らない。「先生は褒めてなんぼ」だから兎にも角にも、1,2分の僕の話を聞き終わって「素晴らしい、良い話だ。感激した」なんてお世辞を言う。

** 長いグタグタ話を最後まで読んでいただきありがとうございます。


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