2012年2月25日土曜日

ボラカイを出発、フィリピン最後の夜はマニラ

2月25日(土) 基本情報 1Pペソ=約1.8円

朝9時にボラカイのホテルを出た。トライシクルの運転手と値段の交渉。といっても旅行客値段が決まっているのか、事情通の旅行客に教えてもらった100PですぐOK。これちょっと高いと思うんだけど。



15分くらい乗ったかな、カティクラン行ボート乗船場に到着。これでボラカイ島ともお別れ。

「空港、空港」と見る人ごとに言ってると自然とボートの乗船きっぷ売り場へ着いた。25Pで切符を買う。結構人がいて次々に来た船に乗っていく。

10分も待たずに乗船。




15分ほどで対岸の空港のある島に到着。


またまた「空港、空港」と言ってると、自然と空港行トライシクルに乗ることになる。ここのトライシクルは明瞭料金で切符制。50P。あっという間に空港到着。
50Pの切符

切符売り場。写真を撮ろうとしたらみんなで「ポーズ!」

カティクラン空港ビル

空港の係員が、「中国人?韓国人?」と尋ねてくるので「日本人」と答えると、「社長さん、社長さん」と人なつっこい。日本人は少ないと言う。手続きをずっと付きっ切りでやってくれ、ちょっと早く着いたので「一便早いのが乗れるからそれにしたら?」とのアドバイスまでくれた。仰せに従って12時予定を10時20分発に変更。

飛行機が小さくボンバルディアQ300と言うのか、50人くらい乗りのプロペラ機で、預け荷物は10kgまで無料。それ以上は1kgごとに150Pの追加料金。スーツケースが17.6kgだったため8kgオーバーで1200Pとられた。ハンドバッグには辞書とか各種機器の電源とか重いものを選んで詰め込んでおいたがそれでもスーツケースは8kgオーバーだ。機内荷物も5kg制限だがそちらのほうは計量しなかった。

ただ、飛行機が小さいため全体の重量も把握するのが大切なためか、ハンドバッグ・機内持ち込み手荷物を持ったまま体重を量られた。78kgくらいだった。

天候はよく、揺れもなく順調に飛行、マニラに着いた。

空港からはネットで予約していたホテルへ。空港近くのホテルなのでタクシーで行けば、と思っていたら、「タクシータクシー」の呼び声のするカウンター。「空港タクシー」だ。高いのは知っていたがこれも経験、ホテル名を教えたら料金を言った。「45」? えらい安いな、と思って100P札を出すと450Pと言う。いくら僕の英語がお粗末でもfour hundreds and fiftyをforty-fiveに聞き間違えるはずはないでしょ?「それは高いやろ、おかしいでしょ?」と何度も言ったが、「いや、協定料金で普通のタクシーは空港内に入れない。安全性第一にお客さんに安心して乗ってもらうためにこういうシステムになってる。安いタクシーに乗りたければ空港の外に行って流しのタクシーを拾いなさい」と言う。

これからフィリピンで長い日数を過ごす事になるのなら多分流しのタクシーを選んだろうけど、僕のフィリピンは今日と明日だけ。「まっ、いいか!」と異常に高い空港タクシーを利用することにした。旅行ガイドブックには他に黄色のタクシーとか何か書いてあったようだが、もうそれもいい、重い荷物を持ってうろうろするのも面倒になった。

係員が空港前の道路まで案内してくれてタクシーが来るのを待つ。来た、来た! 乗用車型の普通のタクシーと違ってちょっと大き目のレジャー用ツーボックス車のようなのが来た。ハイ、どうぞ、と乗せてくれた。車にはメーターがない。ほんとにこれ、タクシーなの?と言う感じ。

運転手は愛想がいい。お互いの家族の話をする。彼は家族の写真まで見せてくれて、「奥さん、綺麗だろ」と自慢話まで。「英語、どうして喋れるようになったの?」と聞いたところ、「高校までは英語を習ったけどそんなんじゃ喋れるようにはならない。運転の仕事をするようになって毎日英語を喋らなきゃならないんで自然と喋れるようになったよ」と言う。

15分くらいかかったかな?ちゃんとホテルまで届けてくれた。降りるときレシートをもらうのを忘れた。運転手は「チップ、チップ」と言うので「無茶苦茶高い料金を払ってるのに、何がチップや!」と言ってやったら苦笑いしてた。

ひょっとして、空港職員とドライバーが結託して空港の経理を通さずに甘い汁を吸うシステムをつくっているのかな?

着いたホテルの周辺の道路の様子

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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    1. ボラカイはもう2年も前の事になってしまいました。これを機会にもう一度自分の書いたこのブログを、「こんな事もあったなあ」などと懐かしく思いだしながら読みました。
      そんな機会を作っていただき、ありがとうございます。
      是非また別のページにもお越しください。

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