2013年10月12日土曜日

カディスのフラメンコ

10月11日(金) 2週目のCLICカディス校 (スペイン滞在29日目)

いよいよ「2週間のシニアコース」最終日。今回のコースは文化、伝統、歴史、美術、工芸などを中心とするコースだった。時により、フラメンコのコースとか、ワインのコースとかあるようだが、時期が限定されているので設定された時を選んで学校に入らないといけない。コースの種類はセビージャ校の方が多い。

さて、今日はフラメンコを楽しむ日。
 
集合時刻の8時30分より30分前に着いた。景色でも見ながら皆を待つことにしていた。7時56分ごろに日が沈んだ。きれいだったので良い撮影ポイントを探したが、そうこうしている内に大西洋の水平線の下にあっという間に隠れてしまった。

 
日が隠れてもしばらくは明るいので、しばらくの間ベンチに座って持ってきていたスペイン語会話の本を読んだ。

 
8時30分になってもだれも来ない。劇場はここだと前の日に確認しておいた。このシニアコースにいる人で遅刻する人はいない。ちょっと不安になっていると、しばらくして2人来た。聞くと、予定表から2点変更された、と言う。

 
一つは集合場所。学校から劇場前に。こちらは、間違っていない、ばっちりOKだった。

 
もう一つは8時30分から8時45分に。 道理で来ないはずだ。そう言われてみると、そんなことを言ってたなあ、と気が付いた。メモをせず、すっかり忘れていた。定刻には5人とガイド君が全員集まった。

 
と、スイス人の女性がガイド君にプレゼント。ガイド君の誕生日だそうだ。みんなで路上で「Happy Birthday To You ♪ ♪ ・・・」と英語で合唱。何日か前、誕生日の話題を話していたのを遠くから聞いていたけど、誰の事かわからず話に加わらなかった。彼の事だったんだ。それにしても、外人ってよく気が利くね。

 
アメリカ人の夫婦はプレゼントを用意してなかったが、しばらくして夫婦で何か言葉を交わした後夫の方がいなくなった。トイレにでも行ったのかなと思ったのだが、30分ほども帰ってこない。察するに、ガイド君への何かのプレゼントを奥さんに言われて夫君が近くに買いに行ったんじゃないかと。

 
彼が帰ってきた後、夫婦がガイド君にプレゼントを渡すところを見ていないが、何もプレゼントを用意していなかった僕に気を遣って、僕の見ていないところで渡したに違いない。僕は「まあ、いいや!」と、この場はスルーした。


10時30分開演まで1時間半、飲んで食べる

シニアコース最後の日なので、メルアドの交換
会場は6、7人座れるテーブルが30余り。 超満員。
入場料は4ユーロ(540円)で安い。 学校が払ってくれた。

フラメンコは10時30分からスタート。踊りの中心は若い男前が一人。お母さんとお父さんが歌う。あとギタリスト。



一番前に座ってしまったので、見づらかった。

途中30分の休憩をはさんだ。後半は彼らのファミリーと思しき10人以上が出てきてみんなが少しずつ歌ったり踊ったり。どうしてファミリーが出て来たのかわからない。機会があったらガイド君に聞いてみよう。



ファミリーの踊りはすべて裸足。 でっかいおばさんも。

子供一人も出てきて手拍子を取ったり、踊ったり。子供のその様子があまりにカッコよく、慣れているので感心した。

一人前にタップシューズを履いている。





終演は12時ちょうど。ステージの全てが終わったあと、子供が僕の座っている隣の席に帰ってきたので「いくつ?」と聞いたら、両手を差し出して片方は5、片方は2を指した。

 
CLIC Cadiz校の一日 100分 x 2時限 (以下はスペイン語学習者専用)
最初の100分は、宿題の作文のチェック。

そしてプリント2枚のテスト。4択の問題が20問ずつ。ひっかけ問題もあり、苦戦。答えを聞いたら「な~んだ!」と言うのがほとんどだが、そんな問題でも全40問中出来たのはたったの26問。

いま読み返しても正解の理由がわからないのが1つだけある。

En España (         ) .
 a. no están muchas selvas
 b. no hay unas selvas
 c. no son muchas selvas
 d. no hay selvas

bかdかで迷った挙句、bにしたら、正解はd。どちらでも良いように思うんだけど、月曜日にもう一度確認してみよう。

ひっかけ問題、と言うか言い方の習慣を知らないと出来ないのはこんなのだ。会話文。

¿Qué compramos para tu madre? (         )
Mm . . . el jersey no me gusta. Prefiero las gafas de sol.
a. ¿Este o estas?
b. ¿Esto o estas?
c. ¿Esto o esto?
d. ¿Esto o estos?
 
僕は el jerseyがestoでlas gafasがestasだと思ったのでb、と思ったんだが正解はc。う~ん、奥が深い!

2時限目は、シニアコース最後の時限とあって特別コース。僕ら2人と別の数人が加わって中央市場見学。何をすることもなく、ぶらぶらで終わった。

僕のカディスは、あと1週間ある。

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