カディスの祝日 Virgen del Rosario

１０月７日（月）　ＣＬＩＣカディス校は祝日で休校　（スペイン滞在２５日目）

今日はカディスの祝日。学校は休みだがシニアコースに参加している生徒だけは、課外学習がある。予定では美術館と書いてあったけど変更してサント・ドミンゴ教会（修道院）。

朝１１時過ぎに行ったら人でいっぱい。ここの宗教行事があるから祝日になっている、とでも言ったらよいかもしれない。テレビ中継が入っていた。

 

 

夕方６時３０分ぐらいから「行進＝行列　Proceción」が近くのサン・フアン・デ・ディオス広場で見られるというので散歩や昼ご飯をした後行ってみた。

６時半少し前に楽隊が広場を出発、どこへ行くかとついていったら朝に行ったサント・ドミンゴ教会。楽隊は教会の中に入ってしまった。

 

と、すぐに正面出入り口から別のバンドが出てきて演奏、続いて人がゾロゾロ出て来始めた。旗と杖のようなものを持った団体が何十組も。どうも「隣組」とか「町内会」と言うような組織のようだ。それとも「檀家」とでもいうのだろうか。（後でカディスおばさんに聞いたら告解者penitentes、と言っていた。僕には「告解者」という日本語の意味すら分からない。）それぞれの「旗印」を持っている。

 

 

一団が過ぎると鐘が鳴り響き、「マリア様」（かどうかわからない。宗教心と常識のない僕には不明）の神輿（canastilla）がゆっくりゆっくりと出て来た。４隅に４人と中に２０人くらい（おばさんは４０人位という）だろうか、たくさんの人数で担いでいて１歩１０cm位の歩幅で進む。完全に外に出たところで、外で見守る観衆と言うか信者から大拍手。拍手をしない人もいたが、別の宗派の人か無宗教の人か？胸の前で十字を切る人がいたのかどうかは、気が付かなかったなぁ

 

 

僕は、教会から出て、道路の角をほぼ１８０度Uターンする所にいたんだが、１０分位時間をかけて曲がる。曲がり終えたらまた大拍手。

 

街路脇で見守る大勢の人は、ただ目の前をゆっくりゆっくりと行進する一団を見守るだけ。う～ン、よう…わからん。

広場には子供向けのいろんな出店も出ていた。

明日からカディス校の２週目が始まる。どんなクラスになっているんだろうか。２１歳の女の子が勉強予定を終了して帰ってしまったので、抜けただけなら２人になってしまうし、クラスの組み換えがあるかもしれないし。